2011年12月06日

最近(でもないけど)読んだマンガから

4063761460冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)
鶴田 謙二
講談社 2011-10-21

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4048860976よつばと! 11 (電撃コミックス)
あずま きよひこ
アスキー・メディアワークス 2011-11-26

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4047276308狼の口 ヴォルフスムント 3巻 (ビームコミックス)
久慈光久
エンターブレイン 2011-11-15

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4048860496血潜り林檎と金魚鉢男 1 (電撃ジャパンコミックス ア 1-1)
阿部 洋一
アスキー・メディアワークス 2011-10-15

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鶴田謙二の新作というだけでもう畏れ多くて、2巻など望んだらバチがあたるに決まってる。でまた、いつまでも終わりようのない話なのはいつものことで、英語タイトル”Wandering island”はもしかしたらご自身のことなんじゃないかとも思えたりもして、それはすなわち次は3年待てということね。一つだけケチをつければ冒頭10ページまでがカラーでなくなってることかなよつばがただのめんどくさい子にしか見えないページの割合は過去最高かもしんない。成長っていうやつのせいで自我がもがきはじめたのか。要するに愛玩動物時代の終焉か。終わらない日常などないってことか。あずまきよひこは何か実験を始めたのか新キャラが投入されるたびにああこの人はどうやって殺されるのだろうとそればかり気になって物語のうねりがなかなか頭に入って来ないのが困りもので、その戦闘能力に応じて殺され方の惨たらしさが増すことを思えば、ヒルデさんがどれだけ非道い目に遭うのか次巻が愉しみで仕方ない。果たしてそういうマンガなのかどうか分からんけど愉しみなんだから仕方ないまずもってこの人の画が大好きなので、こうあり続ける限りは力の限り絶賛しよう。傑作『バニラスパイダー』が少々残念な“終わらされ方”をしたので心配したけど、一見場違いとも思える熱い血潮が間違ってドライブするボンヤリ猟奇は健在で安心したというか嬉しい。『少女奇談まこら』の完全復刊も旧刊持ってない人は完全新作だと思えばいいし、新装されたカヴァーを見て、おやっと思った人はそのまま愉しめるはずだから是非お買い上げを。

4048860534少女奇談まこら 1 完全版 (電撃ジャパンコミックス ア 1-2)
平野 俊貴 阿部 洋一
アスキー・メディアワークス 2011-10-15

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4048860542少女奇談まこら 2 完全版 (電撃ジャパンコミックス ア 1-3)
平野 俊貴 阿部 洋一
アスキー・メディアワークス 2011-10-15

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4048860550少女奇談まこら 3 完全版 (電撃ジャパンコミックス ア 1-4)
平野 俊貴 阿部 洋一
アスキー・メディアワークス 2011-10-15

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2011年04月13日

最近読んだマンガ

4840137781アーサー・ピューティーは夜の魔女 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
木々津 克久
メディアファクトリー 2011-03-24

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4063844692進撃の巨人(4) (少年マガジンコミックス)
諫山 創
講談社 2011-04-08

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4063729877ひらけ駒!(1) (モーニングKC)
南 Q太
講談社 2011-03-23

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「ゼイリブ」の設定をもうひとひねりしたアイディアが秀逸で、人間を衆愚としてしか描かないのは相変わらず。終盤には某キャラをキーパーソンとして登場させたあげくけっこうな風呂敷を広げちゃうので続きも愉しみ今巻は対巨人戦よりは主要キャラクターの背景描写が中心だけども、このマンガは話がとにかく強いので中だるみが一切ないし、いよいよリヴァイ兵長も本格的に絡み出して今後の共闘を乞うご期待ってとこか将棋マンガっていうよりは将棋にはまった子供を持つ母親の界隈を描くマンガで、勝負事や成長譚に絡めた説教臭さからは距離をおいた母親のワタクシ視線が微熱とクールを含み笑いで行き来するのが妙味。
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2011年03月19日

最近読んだマンガ

4091885454JUNKIN' GAP CLASH 1 (IKKI COMIX)
小林 じんこ
小学館 2011-02-26

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4063820092モンタージュ(3) (ヤングマガジンコミックス)
渡辺 潤
講談社 2011-03-04

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4088791231オトメの帝国 1 (ヤングジャンプコミックス)
岸 虎次郎
集英社 2011-03-18

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風呂上がりが構成物質の幾ばくかになってる人間からすれば、大雅=辰吉、ミモザ=もえ、永馬=フランキー、綺久=乃里てな感じに思わずひきずりこんで、それはまあ愉しい愉しい。で、ミモザと綺久の変態談義あたりは辰吉と蓑くんの変質談義を想い出したりして小林じんこはブレてないなあとこれまた愉しい。それに加えて今回は恋の成就のみならず変態世界の達成が背中合わせだったりもするので、小林じんこ集大成としてぜひとも完走していただきたいな関口の暴走や鈴木の裏返しなどギアが上がり始めたと思ったら、1968年篇での少しばかり短兵急な展開へ。種明かしが青春の蹉跌ってことじゃないよね、もっとツイストするよね、とちょっと気になったりもした "はんなり" じゃなくて "がさつ" でドライブする男子妄想女子校ファンタジー。貌のバリエーションがそんなにないので団体戦だと少しごちゃごちゃするけども、ストーリーものじゃないからさほど気にはならないし、なにより岸虎次郎の描く女の子はぎっしりと具がつまってる感じがかなり有効でキュート。この調子で『i.d.』の続きもお願いします。

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2011年02月23日

最近読んだマンガと買ったマンガ

4088791266江戸川乱歩異人館 1 (ヤングジャンプコミックス BJ)
山口 譲司 江戸川 乱歩
集英社 2011-02-18

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4091833802森山中教習所 (ビッグコミックス)
真造 圭伍
小学館 2010-08-30

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4047270725イムリ 9 (ビームコミックス)
三宅 乱丈
エンターブレイン 2011-02-25

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4063729788主に泣いてます(3) (モーニングKC)
東村 アキコ
講談社 2011-02-23

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4063760316レッド(5) (イブニングKCDX)
山本 直樹
講談社 2011-02-23

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ハードコアな乱歩読みの方がどう思うかはわからないけど、知ってる小説がマンガになった以上の化学反応が起きてる気がして結構愉しんだ。江戸川君が狂言回しなんだねと思ってたらすぐさま明智君に翻弄されてて可哀想轟木くんが(わざと)仮免に落ちて以降の、屈託が静かにチリチリする泣き笑い感がすごく好み。1回目よりは2回目、2回目よりは3回目っていうマンガ残りはこれからだけど「イムリ」はねえ、めくるめく欝展開に何かもう読むのが辛くなってきてるけど、乗りかかった船だからまあしょうがない。

こっちはマンガじゃないけども、例によって積ん読すっとばして読み始めたこれがすごく面白い。巨大重機系ロボと非人類との殲滅戦およびそれにまつわる世界の自転を映像喚起力抜群の筆致でぐいぐい書き進む。加藤直之氏のカヴァーもドンピシャ。

4152091959ダイナミックフィギュア〈上〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)
三島 浩司 加藤 直之
早川書房 2011-02-25

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2010年12月10日

最近読んだマンガ

4063844110バニラスパイダー(3) <完> (少年マガジンコミックス)
阿部 洋一
講談社 2010-12-09

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4063844102進撃の巨人(3) (少年マガジンコミックス)
諫山 創
講談社 2010-12-09

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476633521Xももきや 2 (GAコミックス)
笠辺 哲
Bbmfマガジン 2010-11-16

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4796870814キック・アス (ShoPro Books)
マーク・ミラー ジョン・ロミータJr.
小学館集英社プロダクション 2010-11-19

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ああ、終わっちゃった。前作「まこら」まであわてて探して読んだくらい急激に惚れ込んだんだけどな。ラストは物語に対してとても誠実に裂いて閉じていたけど水野さんに関してはもう少し餌をまいておくべきだったと思うから、あとがきで作者が「商業的失敗」などとぶっちゃけているので、もしこれが打ち切り的完結のせいだとすれば少しもったいない。この人が描く黒いもの哀しいもの仄かなもの残酷なものを線に滲ませながら上を向くような、まさに意志がスタイルを決定したような画がまた見たいから早くどこかで次回作を描いてくれることを望む同じ掲載誌で同じように人が喰われる話だけども、やっぱりあれか、こちらの盛り上がりは巨人といいつつも人が人を食うカタストロフィがデカイのか。ただ、今度は巨人vs巨人の度が過ぎると読む方が麻痺しちゃって人間の話が小さくなっちゃいそうだけどな。だからなのか、ここにきて世界の仕組みとか秘密がフックになるサスペンスを本筋に投入してきたけども、そうすることでネタばらしと本来の得体の知れなさをつまんないバランスで計らなきゃいいけども。当然のように巨人フィギュアは手に入れるつもり永遠に続く日常のはずが、おそらくは大人の事情で終了。何でワタシの好きな漫画家はみんな退却を余儀なくされちゃうんだろう。世知辛い世の中だ。そういう仕打ちを受けるような作品ではこれっぽちもないのに原書を持ってるけどせっかくだから購入。ビッグ・ダディの間抜けっぷりとその容赦なく現実的な最期とで一気に抜き差しならなくなるところがすごくいい。映画については原作からのアレンジ含め情報を遮断して来週の封切りを今か今かと待ってるところ。で、その前に今週末はあえてノルウェイをノルマに一度落としておこうという意味不明の算段。
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2010年10月26日

最近読んだマンガ

440817274Xセツ 1 (マンサンコミックス)
木葉 功一
実業之日本社 2010-09-29

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4047267619狼の口 ヴォルフスムント 2巻 (ビームコミックス)
久慈光久
エンターブレイン 2010-10-15

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4253232256シグルイ 15 (チャンピオンREDコミックス)
南條 範夫 山口 貴由
秋田書店 2010-10-20

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4063619494モンタージュ(1) (ヤングマガジンコミックス)
渡辺 潤
講談社 2010-10-06

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毒をもって毒を制してきた木葉功一が、わりとシンプルに解毒剤をぶつける新機軸に舵を切ってる。いまのところまだ主人公の天然に頼ってる感じで、以前に比べるとスッキリしたタッチもあって最初に読んだ時はアレって感じだったけども、今までも時々あったスラップスティックな衝突の話としてあらためて読んだらやっぱり面白かった。長篇よりもこういう風に一話完結に近い形で締めてった方がこの人はいいのかもしんない。でもねえ、事情を知らない人からしたらこの「座敷女」的な表紙はマイナスだと思うんだけど人の出し入れも含めて何だか凄いことになってきたけども、こうなるともう物語としては転覆のカタルシスとか全然期待してなくて、このまま極北の叙事を愛でるということでいいんだろうか。というかそれが愉しみになってきてるから律儀な回収とかもういらないんだけど表紙が全てを語っちゃってる決着の最終巻。10巻を越えたあたりでのシフトダウンからすればもう少し決着に時間がかかるかと思ってたけど、スピンオフで気を持たせるよりは血は新鮮なうちにってことだったんだろうし、鏡像の破壊と瓦解という閉め方の不幸で残酷な説得力は、この容貌魁偉な物語にふさわしい真摯で誠実な結末だったと思う。傑作でしたあの事件はもはや誰の手からも離れてしまってファンタジーとして存在していくしかないわけだから、実録でなく奇譚と謳ってる点でけっこう期待できるし、軍艦島という舞台立ても含めて昭和のディープをどこまで絡めていけるのかも楽しみ。16歳の主人公が少々頭が切れすぎるのが気になるけども、活劇というよりは頭脳戦で転がしていくつもりなんだろうことを思えば、世間に放り出されると逆にその年齢がハンデともなるわけでその辺も抜かりがない感じ。あとはこれからどんどん絵が汚れていってくれればいいなと思う。
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2010年08月31日

今日買ったマンガ

4063729249刻刻(3) (モーニングKC)
堀尾 省太
講談社 2010-08-23

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4063843386進撃の巨人(2) (少年マガジンコミックス)
諫山 創
講談社 2010-07-16

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4796870733スワンプシング (ShoPro Books)
アラン・ムーア(作)、スティーブン・ビセット、ジョン・タトルベン(画) 石川裕人
小学館集英社プロダクション 2010-08-31

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4063729338主に泣いてます(1) (モーニングKC)
東村 アキコ
講談社 2010-08-23

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エイト・デイズ・ア・ウィーク的にヘヴィーな2週間がようやく終わったわけで、ああ、もう!とか思って仕事を中抜けして荻窪から丸ノ内線で銀座まで行って映画館に駆け込んだはいいけど爆睡轟沈したのもいい想い出とか言ってられないのは、バタバタが済んだらケリをつけなければならない私的事があるからで、これと向き合わないで済むのなら一生バタバタしててもいいのに…っていうのは大袈裟にしてもそういう理由で一向に気は晴れないということ。とまあ何だか日記ブログみたいだけども、とりあえずはジョン・フルシアンテのてろてろしたギターが異常に心地良いSWAHILI BLONDEを流しながら買ってきたマンガを読むことにしよう。「刻刻」だけは待ちきれず帰りの電車で読んだけど、世界観も画もどんどん殺傷能力アップしてないかこれ。「ナチュン」は終わっちゃったけど、こうやってワタシの狭くてめんどくさいところにかっちりはまってくれる跡継ぎが見つかってくれたのは本当に嬉しい。

B003TNQ0T0Man Meat
Swahili Blonde
Manimal Vinyl 2010-08-03

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2010年07月29日

最近読んだマンガ

4063759229レッド(4) (イブニングKCDX)
山本 直樹
講談社 2010-06-23

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4781603831世界最後の日々
山本 直樹
イースト・プレス 2010-07-08

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4047266027さよならもいわずに (ビームコミックス)
上野 顕太郎
エンターブレイン 2010-07-24

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406375944X少女ファイト(7) (イブニングKCDX)
日本橋 ヨヲコ
講談社 2010-07-23

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4047266302柔らかい女 (ビームコミックス)
冨明仁
エンターブレイン 2010-07-15

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とうとう一線を越えた第4巻。空木と五竜の処刑シーン、今際の際と逝った後と同じカットを使ってるのに、間に時間経過のコマが1つ2つ入るだけで命の灯が消えていくように見える不思議。P.205の「うん まあいいや」がすごく怖い。早く榛名山へ「レッド」は冬向きだけど、これに限らず自選集はすべて夏向き。異常な暑さとキンキンの冷房でねじがゆるんでたがが外れた日なたで夢想する暴力この「喪の仕事」は2回目がちょっと読めない。迂闊にお薦めできないので自己責任で日本橋ヨヲコのマンガは登場人物による無差別相互カウンセリングがグルーヴを生んでいくわけで、この巻だと大石練が狂犬カウンセラーと化すP.148〜149が凄まじい。教祖誕生短編各話の書かれた時期によって絵柄もフェティシズムもばらつきがありすぎるのが微妙なところだけど、Fellows!掲載分の4話、特に「BOX SEAT」の一瞬で吹き抜ける妄想と女の子がエロくてスマートだし、ここだけ舐めるように読んだので元は取れてる気もする。

今夜から苗場に向かうのに荷造りが終わってないというか、そもそもこういうことをやってる場合じゃないのに…。というわけで週明けちょっとまで更新はお休みです。
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2010年06月23日

最近買ったマンガとか

4087822877西遊奇伝・大猿王 2 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)
寺田 克也
集英社 2010-06-18

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4047265861乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
森 薫
エンターブレイン 2010-06-15

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4063106721ヴィンランド・サガ(9) (アフタヌーンKC)
幸村 誠
講談社 2010-06-23

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4253233155フランケン・ふらん 5 (チャンピオンREDコミックス)
木々津 克久
秋田書店 2010-06-18

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4861767679ヘルボーイ:百鬼夜行 (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)
マイク・ミニョーラ 石川裕人
ジャイブ 2010-05-30

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4796870695THE MARVEL ENCYCLOPEDIA マーベル・キャラクター大事典
小学館集英社プロダクション 2010-07-10

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12年ぶり!の第2巻。というわけで日曜日にはサイン会に行きます。絵も入れてくれるみたいけどリクエスト可なのかなあ。だとしたら初代三蔵でお願いします嫁心でそれなりにオチがついたところでスミスさんを狂言回しに潔く舞台転換。後書きマンガでの風習萌えの吐露など読むにつけ、この作品の希有な清々しさは欲求と筆致が幸福に折り合った反映なんだなあとあらためて思う帯にデカデカとあるようにトルフィンの奴隷編開幕。クヌートも順調に血の道を歩んでます少々ネタ切れ感はあるにしても毎回それなりに歪な話にしてくるのはさすが。ヴェロニカ、なんて快楽に弱い子!ミニョーラ絵から逸脱せずに情報量を増やしてリーダビリティを上げたダンカン・フィグレドの作画が、大きくうねり始めた物語にかなりフィットしてる。ラストカットの三羽鴉の冠には、遂にここまで来たのかと少しばかり陶然3000部を売り切るとも思えないけど、なかなかamazonで予約再開しないから紀伊國屋で予約してきた。アメコミ関連はほとんど初版だけだから、買い逃すとそのまま永遠の別れになるのがこわい。

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2010年04月16日

最近でもないけど読んだマンガとか

4766334752ももきや 1 (GAコミックス)
笠辺哲
Bbmfマガジン 2009-11-16

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4063106454ナチュン(6)<完> (アフタヌーンKC)
都留泰作
講談社 2010-03-23

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4091884970SARU 上 (IKKI COMIX)
五十嵐大介
小学館 2010-02-25

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4047263184狼の口 ヴォルフスムント 1巻 (BEAM COMIX)
久慈光久
エンターブレイン 2010-02-15

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Devil2DEVIL : Torajiro Kishi
Dark Horse Comics










ここ最近で一番リピートして読んだマンガなのに、不覚にも半年近く取り上げてなかったとは…。この作者がなぜケータイマンガでしか連載がないのかとか愚痴を言うよりはこうして新作が読めることをありがたく思うことにしよう。高校生夫婦のオフビート奇想譚、と書いた時にこぼれ落ちるものの拡がりと得体の知れなさこそが笠辺哲のエキスで、それは天才的な何かにしか貯め込めないものだと断言する。とりあえずみんなも買って読まないと終わらせようとして終わった感はあるけどもまあそれなりに納得。テルちゃんとゼルダさんそれぞれの純愛(結局は「おれはこの娘が好きだったんだなあ」につきたわけで)という小さな話に最後まで固執したのが勝因というか負けなかった理由かな。インスマウスとか回収しきれなかったのは残念だけどもよくここまで壮大なホラ話を描きつないだなあという気持ちの方が強いから近々最初から読み直そう。で、ドル子が産んだ2匹というか2体というか2人というかが後の「海」と「空」なんじゃないかというその作者の新作は停滞気味の「海獣の子供」の気分転換とも思える活劇で、ほとんど手癖だけで突き進んでる感じだけどもそれが奏功した快感は逆に新鮮で単純に読んでいて愉しい。「海獣〜」はもう早いとこ終わらせちゃった方がいいと思う情報量で勝負しない画風には多少好みが分かれるだろうけど、描くべきものを描くという意志は相当なものでその現れを殺さないための画風としてはかなりマッチする。1巻はこれでまだプロローグなんだよね。すごく愉しみ岸虎次郎がダークホースで描いてるコミックの2巻。レーベルメイトっていうかなんていうか、ミニョーラ的処理がそれなりに取り込まれてる感じだけど、それも含めて絵が好きだからこれからも買うよ。
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2009年12月09日

SOF'BOY TOTE BAG/PRESSPOP GALLERY


TOTE BAG


2009年版のSOF'BOY TOTE BAGがPRESSPOP GALLERYさんから「こんにちわ、鳩さん!」と発売中。今年のはこれまでのトートに比べるとかなり大ぶりで、持ち手以外にショルダーストラップもついててかなりイイ感じ。リンク先の商品画像にSOF'BOYの生みの親Archer Prewittが普段使いしてる様子があるのでサイズイメージの参考になるかと思います。ワタシは無粋なので自分で買いましたが、気のおけない友人知人恋人愛人などへのクリスマスプレゼントにいかがでしょう。SOF'BOYのチャーミングな自虐をまとって世知辛い世の中をトコトコと歩いていこうじゃありませんか。
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2009年12月02日

最近読んだマンガ

4883792900海人ゴンズイ (ジョージ秋山捨てがたき選集 第 1巻)
ジョージ秋山
青林工藝舎 2009-05

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4883792986銭ゲバの娘プーコアシュラ 完結編 (ジョージ秋山捨てがたき選集 第 2巻)
ジョージ秋山
青林工藝舎 2009-08

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4785932678i.d. 1巻 (ヤングキングコミックス)
岸 虎次郎
少年画報社 2009-11-19

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4048682474よつばと! 9 (電撃コミックス)
あずまきよひこ
角川グループパブリッシング 2009-11-27

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「蝿の王」になるのかと思いきや、サメが空を飛ぶあたりからやたら笑顔が目立つようになって最後はいい人のふりをして描き逃げ。それでもこれが少年ジャンプでの連載だったことを思うと、当時の子供は大人の世界の端の方でウロウロすることを許されてて今ほど隔離されてなかったんだなあとつくづく思う。だからこういう大人げない大人のわめき声が時々聞こえてきて混乱しながら昂奮しちゃってたんだろうな。併録の「ドハツテンツク」はもろに『白鯨』だけどもかなり重厚な物語でほとんど同時期の作品とは思えないくらい。ホントにつかみどころのない人だジョージ秋山自身が「これは昔の利息で描いた失敗作」というだけあって、中盤以降の放り出し方はもったいないなあとも思わせないくらい豪快。アシュラ完結編というよりは編集でカットされたエピローグのような感じ。プーコの顔はやたらインパクトあるんだけどもまだこの1巻ではアキとミユキそれぞれの底をえぐっているだけなのだけど、昨日とは違う明日を単純に光の中に求めない屈託の質がなかなか魅力的。格闘技とエロと友情を♂をつまはじきにしたままどこまで描けるか愉しみ。カッコいいカットとセリフ、すなわち名場面は既にいくつかあるこの第9巻はこれまでで最も大人率が高いんじゃなかろうか。「よつばと」が基本的によつばと大人達(の世界)との物語であるにしても、よつばを媒介に大人同士の関係性で話を回す雰囲気が強くなってて、単行本1冊で1週間しか経過しない時間の流れのせいか実際のよつばの成長を物語の成熟が追い越し始めてる気がする。どこまで遊び続けられるかね。
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2009年10月21日

最近読んだマンガ

4778031202ストップ!!ひばりくん!コンプリート・エディション 2
江口寿史
小学館クリエイティブ 2009-10-16

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4047260762乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
森 薫
エンターブレイン 2009-10-15

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4063728226刻刻 1 (モーニングKC)
堀尾 省太
講談社 2009-08-21

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4063728234刻刻 2 (モーニングKC)
堀尾 省太
講談社 2009-08-21

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「今まで気に入らなくて単行本に入れてなかっただけあって、コピー見たら改めてヒドイ。当時自分でよっぽどイヤだったのか原稿も手元に残ってない。で、新たに描き直して入れることにした。16ページ分。今日から27年ぶりにひばりくんを描く」こう宣言してできあがった『Jの悲劇』だけでもお金を払う意味があるVol.2。それと作中のセリフ(「ホテルは焼けるわ、飛行機は落ちるわ」)で、あの事件当時の世の中の昂奮や、前日のホテルニュージャパン火災ネタで持ちきりだった午前中の教室に、寝坊して遅刻したおかげで誰よりも早く羽田沖墜落事故の第一報に接して「おまえらそれどこじゃねえぞ」と息せき切って駆け込んできたS田くんのことなんかも思い出したりした。S田くん、キミのバイクの運転怖すぎたよ既にアミル(20歳のお嫁さん)には各種設定がてんこ盛りで注入済みだから、話としてはアミルとの8歳の年の差がつかず離れずしながらのカルルク(12歳の旦那さん)成長譚ということになりそうだけど、生と死が直結する時代と場所の物語でもあるので、そのあたりのえぐり方もすごく愉しみいきなりヴィジョンに放り込んで転がした特異なスピード感と2巻の時点でそれがまだ衰えないのが素晴らしい。設定や理由、目的の解明に足を取られないまま少しずつ筋を太らせていくストーリーテリングの才と漂白された殺意が充満する画がマッチしてムチャクチャ胸はずむ伝奇Sci-Fi。これは単行本で貪るように読んだ方が絶対面白いから2冊まとめて買うのをお薦めする。強力にお薦めする。
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2009年10月02日

最近読んだマンガ

4778031199ストップ!!ひばりくん! コンプリート・エディション1
江口 寿史
小学館クリエイティブ 2009-07-16

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4821188031相羽奈美の犬 1
松田 洋子
ぶんか社 2009-07

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4063145980シスタージェネレーター沙村広明短編集 (アフタヌーンKC)
沙村 広明
講談社 2009-09-23

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4063145816ヴィンランド・サガ 8 (アフタヌーンKC)
幸村 誠
講談社 2009-09-23

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けっこうバストトップが描いてあったりするんだけど、当時のジャンプがその辺OKだったはずもないからおそらく書き足しだよね。それと今回書き下ろしのカヴァーは右利きでギターを構えてるけど、有名なのは右利き用のベースを左利きで下げてるカットだからそれがちょっと新鮮というかそれに釣られて買いました個人的なむかつきを正しい悪意に整頓する手管はいっそう洗練されて、犬キャラで目眩まししてるけどきちんと天誅も下してます余白をくだまいて埋めてく「おひっこし」系短篇集。「ハルシオン・ランチ」はいつ単行本になるかわからないから毎号スクラップしてますいきなりハシゴを外すような展開だけど、本来の主人公たるトルフィンを再度センタリングするにはやむなしということで。でも、もう一度話が温まるのには少し時間がかかりそうな展開ではありますが。
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2009年05月27日

Junkin' Gap Clash/小林じんこ


Junkin Gap Clash

小林じんこの新作がIKKI/イッキ8月号(6月25日発売)から隔月連載開始!読み切りじゃなくて連載!隔月だけど!「りなことお兄ちゃん」は?とか「ごちそうメレンゲ」は?とか言わないから、今回は完走しようよ。連載前からこういう心配される漫画家も珍しいけど、江口寿史並みのフェイドアウターだからなあ。とはいえ今年は図らずもこういう年になったから、キヨシローへの想いを込めて小林先生にも期するところがあるはずだと今は思いたい。とりあえずは単行本第1巻くらいは出そうよ、ね。
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2009年02月24日

今日買った文庫と漫画

4480092013東京の地霊(ゲニウス・ロキ) (ちくま学芸文庫)
鈴木 博之
筑摩書房 2009-02

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4091790364阿房列車 1号 (IKKI COMIX)
内田 百間
小学館 2009-02-24

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4091824471深夜食堂 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)
安倍 夜郎
小学館 2009-01

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4253233139フランケン・ふらん 3 (3) (チャンピオンREDコミックス)
木々津 克久
秋田書店 2009-02-20

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以前、文春文庫から出てたのを読みかけのままロストしてしまってたので買い直し。それにしても300ページ足らずの文庫本が1100円て、まあここの文庫はみんなそんなだけども連載開始から1年半かかってようやくの単行本化。これはすごく楽しみにしてたんだ帰りにパラパラ読んでたら竜ちゃんの赤いウインナー秘話が載ってたこれ表紙が暴走し過ぎ。アドレアさんこんなキャラじゃないし、内容の奇想っぷりはこれまでで一番なのに一見さんは引くでしょ。あと、表4に某話の番外オチがあるのでカヴァーを一旦外してみよう!
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2008年11月03日

最近読んだマンガ

4063145298ナチュン 4 (4) (アフタヌーンKC)
都留 泰作
講談社 2008-09-22

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実は一途な純情派だったゼルダさんが表紙を飾るこの4巻をもって第1部が終了ということで(連載では既に第2部開始)、広げた風呂敷はゆるゆるの結び目でまずは閉じられたって感じ。そもそもの発端だったイルカビデオのネタばらしもあっけなくなされた結果、第2部以降はテルちゃん、ゼルダ、ゲンさんそれぞれのルサンチマンが一つに収束しながらゆるゆると炸裂していきそうだし、おまけにインスマスやらインシマズやらそっち方面の呟きもつながり始めて、伝奇と先端のハイブリッド海洋SFっていう舵取りも忘れず続きそうなのが嬉しい。相変わらずおばちゃん達の顔はあじわい深く描きわけてるのに、よく見ると肝心のドル子、ゼルダ、人妻の描き分けにはあんまり注力してなさそうなのが不思議。人妻がなかなか退場しないこともあってこの3人が何か意味ある三すくみになる時が来るのかなと勘ぐってみたりもするけど、そうなるとアンカーになるのはテルちゃんしかいないわけで、それはそれでかなり難易度高い展開だなあ、面白そうだけど。あと、乳揉みエネルギー補給とかそういう小ネタですらない適当な思いつきがいちいち好き。ああ、もう連載読んじゃおうかな。

4063522407よんでますよ、アザゼルさん。 2 (2) (イブニングKC)
久保 保久
講談社 2008-10-23

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主に下ネタ中心の情け容赦ない仕打ちで鍛えられて、さくちゃんのキャラはどんどん強度が上がってるしどんどんかわいくなってる。小田切学(「少女ファイト」)、楠野香也(「ZOO KEEPER」)とイブニングは強力なメガネさんの宝庫なんだけど、現状さくちゃんがナンバーワンでしょう、間違いなく。それに比べてタイトル・ロールのはずのアザゼルさんの脇っぷりは相変わらずなんだけど、それはそれで吹き出しからこぼれたセリフを拾ってニヤニヤする楽しみがあるからこのままでいいかもしんないな。ただ、さくちゃんが予想以上に育っちゃったからなのか連載では新たなキャラのバカガキが一人投入されたけど、こいつの使い方がいまいちよくつかめない感じなのがちょっと気に掛かる。もっと気に掛けなきゃいけないことは日々あふれてるけど、それをさしおいても気に掛かる。申し訳ないけど。
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2008年05月27日

赤い牙7号


赤い牙7号
オフィシャルブログ

安倍吉俊、オノ・ナツメ、カサハラテツロー、笠辺哲、清田聡、比古地朔弥、常磐屋三郎、松田洋子、真鍋昌平、三宅乱丈、安田弘之、ヤマザキマリ、ユカリンコフといった豪華執筆陣による同人誌の第7号で今回のお題は「酔っぱらい」。目当ては当たり前のように笠辺哲。気合いの入ったスケッチ描画(の分だけ線が弾んでるのが良い)が10ページに155コマ(!)ギュウ詰めの大サービスで、頼りないボーヤとカッコイイ女の人という笠辺哲の王道パターンで展開する奇想モノ。いやもうホント定期的に作品読みたいから、サバゲーとかやってないで月刊誌一つ持って下さい、お願いします。
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2008年01月15日

「ケケカカ物語 とり小僧」陽気幽平


とり小僧1

鶏肉店を営む山之内に身重の妻咲子。妻のお産が済むまでは殺生は手控えたいとする山之内に、冷酷な高利貸し二斗巻の容赦ない取り立てと策略が迫る。あげくについつい目先の仕事を引き受けて二百人分の鳥料理をこしらえてしまう山之内。そうして生まれた赤ん坊は鶏冠と鶏足をこれみよがしにケケカカと鳴くのでした。親の因果が子に報い、何やら始まるとり小僧渾身の復讐の巻〜。というわけで相当に面白いなこれ。貸本時代の「墓場鬼太郎」に同掲された二話完結の物語で、とり小僧をがんがんドライブさせることしか考えないデタラメな直接性とあらかじめ夢オチをばらしてしまう潔さというか豪快な脇の甘さの割に根底に流れるのは妙な説教臭さだったりする陽気幽平先生の視線がアナーキーすぎてわけもわからず読んでてホント気持ちがはしゃぐ。批評性意味性、何ソレお金になんの?っていう扇情一直線縛りなしの時代が産み落としたフリークヒーローとり小僧をアナタもぜひ愛してあげていただきたい。

とり小僧2
灰皿投げてどうしようってんだよ、よけちゃうけどね、ケケカカ

とり小僧3
右の人、実は目玉えぐられてんのにやけに冷静

とり小僧4
いとも簡単にピ〜ンチ

続きは買って読んでね〜
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2008年01月12日

墓場鬼太郎/ハカバキタロウ


墓場鬼太郎
オフィシャルサイト

期待半分でおっかなびっくり見始めたけど、そんな半分程度の期待なんか軽々とクリアしててすごくポップで面白かったのにちょっとビックリ。これなら人間世界を見下しつつもそこで生き抜かねばならないニヒルな鬼太郎をそのまま動かしてくれそうで、望外の楽しみが増えて嬉しい限り。野沢雅子、田の中勇、大塚周夫(はまだだけど)といった面々もスラップスティックな転がし方だとさすがに辛かっただろうけど、紙芝居みたいに勿体ぶったこのリズムだと味わいのままに沁みそうでいい感じ。OPはあれはあれで全く問題ないんだけど、個人的にはここでゆらゆら帝国の「19か20」使わないでどうすんだよって感じ。坂本氏のリスペクタブル水木先生っぷり(「怪」の対談は必読!)からしてもガチでしょ。電グル/中川翔子でソニーがこの枠を押さえてるんならなおさら何で?って感じ(と思ったけどあの曲の原盤はMIDIでした)

墓の中から踊り出す 真っ赤な目をした赤ん坊
ブーツが欲しくてたまらない たまらないぜ

眠らないのがあたりまえ 夕方6時に食べたパイ
ジュースやケーキじゃ踊れない 踊れないぜ

15で世界は光りだし
19か20で終わりそう

墓の中から踊り出す 真っ赤な目をした赤ん坊
電気やバイクじゃシビレない シビレないぜ

遊ばないなら用は無い
夕べのあの子のヘビにキス
19か20の赤ん坊
昨日出てきたばかりなんだけど

15で粒子は荒くなる
19か20で目が眩む
墓の中から踊り出す 真っ赤な目をした赤ん坊
ジュースやケーキじゃ踊れない 踊れないぜ


思わず全歌詞キー叩いちゃったけど、あの仕上がり見たらますます確信したよ。この曲以外OPはあり得ません。でもまあ、次週「下宿屋」のエピソードで開き目が左に変わってたらこれはもう神作品ということでDVD全部揃えます。まあ変わってなくても揃えるんだけどね。
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2007年11月22日

R.Crumb Heroes of Blues, Jazz & Country 2008 Calendar

0810988755R. Crumb Heroes of Blues, Jazz & Country 2008 Calendar (Wall Calendar)
R. Crumb
Harry N Abrams (Cal) 2007-09

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来年のカレンダーはこれに決定!。来年は何かと波瀾万丈というか神経症的なというか、穏やかには過ぎてくれない年になるのはほとんど確定事項なので、折々に見やってカームダウンできればありがたい限りということで。

※12枚の絵柄はこんな感じ。これは結構良いなあ。

Robert Crumb calendar 2008
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2007年10月26日

買って読んだコミック

4063144623ナチュン 2 (2) (アフタヌーンKC)
都留 泰作
講談社 2007-07-23

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いつの間にか出てた第2巻。相変わらず本線を辿らせないオフビートな遠回しが続くけど(カヴァーからしてそうだし)、中心に据えられた「何かを企んでいる」感の一見でたらめなチラつかせ方がツボで相変わらずニヤニヤ。裏「海獣の子供」としての海洋陰謀SF的な展開に期待しちゃってるし、これとか「ドロヘドロ」みたく描線が多いのに軽やかでうるさくない画は好き。

4063144739ヴィンランド・サガ 5 (5) (アフタヌーンKC)
幸村 誠
講談社 2007-10-23

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人が死なないと前に進まない話だけどこの巻で消えていくのはラグナルくらいで、アシェラッドの屈託がツキを追い払って鬱展開拡大へ。次巻ではトルフィンvsトルケル戦はおそらくキノコ覚醒のビョルンによる乱入で痛み分け、そしてビョルンはヴァルハラへってとこか。カヴァーはこうなのに相変わらず主人公の影は薄いままで、作者の眼はまだまだアシェラッドに宿ったまま。

4063522032ZOOKEEPER 4 (4) (イブニングKC)
青木 幸子
講談社 2007-10-23

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久々の園外展開となるニホンオオカミ篇収録。異能ゆえの獲得と喪失の間で身悶えする楠野ちゃんが相変わらず良い。感染症篇の導入ページみたいなサービスカットがもう少しあるとなお喜びます。
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2006年11月09日

ビーバス&バットヘッド日本語版コミック#1〜#3


Beavis&Butthead1
#4は告知のみで発売されなかった模様

Beavis&Butthead2
バットヘッドの口の中

Beavis&Butthead3
野垂れ死ぬ自分達を妄想して喜ぶ

1996年にバンブーコミック(竹書房)より発売されたマーベルコミックの日本語版。一部で実体のない高値がついているものの、定価(780円)以下の安価だったので購入。メインのアニメーションのコミカライズということでやっつけ感漂う内容を想像していたのだけれど、これはこれでゲロゲロなコミックとしては十分な面白さ。徹底した自虐でホワイト・トラッシュを描くということで言えばクラムを含めアングラ・コミックでは目新しいことではないけれど、これをMTVという時代の気分を蔓延させるユース・カルチャーの真っ只中にアニメーションというスタイルで放り出したことがエポックだったわけだし、自虐するリアルということで言えば、これはビートニクの”naked”(自らを剥き出しにして己自身を実験の場とせよ)にまでつながってしまう気もして、現実の薄皮を剥いだところに蠢く妄想と取っ組み合ったロウブロウのカルチャーも含めてアメリカのカウンター・カルチャーの最良の部分に常に見え隠れする精神であり、それを纏って現れる輩にはいつだってどうしようもなくワタシは惹かれてしまうのだ。決して大げさでなく多分そういうこと。
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2006年10月10日

WHITE TRASH #1〜#4/GORDON RENNIE&MARTIN EMOND


White Trash

安値での落札が災いしてか$10近いHandlingをのせられたものの、それにしても驚くほどの安値でeBayにて落札。ラッキーラッキー。嘘か真かペンキによるものだというフルカラーペイントで、ギリギリに引き絞ったテンションから繰り出されるハードコアなロードムービーはやはり相当にカッコイイ。ロウブロウの猥雑をパンクのソリッドでシェイクする生き急いだスピードキング。何を言ってるんだか自分でもよく分からんけど、とにかくこれはイイものだな。

=>MARTIN EMOND'S ROCKER BIKER GIRL STATUE
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2006年08月11日

少女ファイト/日本橋ヨヲコ

406372171X少女ファイト 1 (1)
日本橋 ヨヲコ
講談社 2006-07-21

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「生き方が雑だな そのままではいつか自分に殺されるぞ 生きている意味が全て噛み合うその瞬間を味わいたいのなら 丁寧に生きろ」これはある事情により自らの天才性を無理矢理抑えつけたまま迷走する主人公に対して静かに強く投げつけられるセリフで、第1巻のハイライトとも言えるシーンで繰り出されるのだが、こういった言葉が全く上滑りせずに取り込まれるストーリーの振幅とキャラクターの陰影が傑作の予感を素晴らしく漲らせる新作。前作「G戦場ヘブンズドア」で、主眼はそこではないにしろある種メタフィクション的な世界を通ってしまって、なおかつ作品が高い評価を得てしまったので“その後”を多少危惧していたのだけれど、全くの杞憂に過ぎなかったようで安心したどころか少しばかり上気してしまった。女の子も相変わらず凛としてカワイイし。王道のスポーツもの(女子バレーボール!)ではあるものの、収録話中では主人公がまともにプレーする場面が未だほとんどないという仕込みの用意周到さにも胸が弾むのだが、連載の最新話にして主人公もようやくセカンドにギアが入ったようで、これから先が何とも楽しみで仕方ない。

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2006年06月21日

ゲゲゲの鬼太郎 ゲゲゲBOX60's & 70's 2ボックスセット (完全予約限定生産)

B000GD7YM8ゲゲゲの鬼太郎 ゲゲゲBOX60's & 70's 2ボックスセット (完全予約限定生産)
ポニーキャニオン 2006-12-06

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ああ、ああ…。ボーナス時期のオッサンを狙い打ちするキラーアイテム。とはいえ予約締切は9月30日。

●このボックスで、オリジナルキャスト版鬼太郎はコンプリート!
鬼太郎/野沢雅子、目玉おやじ/田の中勇、ねずみ男/大塚周夫のオリジナルキャスト出演シリーズはこの2ボックスセットでコンプリートできます。

●特製・鬼太郎ファミリーフィギュア付き
水木先生描き下ろしイラストを元に、新たに製作された特製フィギュアを封入!2ボックスセットだけの豪華特典!(高さ:約12cm)


●先着予約5000セット限定特典・復刻風5円ブロマイド・セット付き
昔懐かしい5円ブロマイドセットが、先着予約5000セットの特典として封入されます。(全12種・各1枚 計12枚)
※ 限定数に達した場合は通常商品に切り替わります

どうするんだ?どうするんだ?Think! Think!
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2006年06月11日

「ヘルボーイ:人外魔境」&「シン・シティ:ビッグ・ファット・キル」

4861762995ヘルボーイ:人外魔境
マイク・ミニョーラ 石川 裕人
ジャイブ 2006-05-12

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前作でB.P.R.D.に別れを告げ、自らの運命と向き合うべく文字通り地獄巡りの旅に出たヘルボーイの新たな物語の始まりを告げる新作。とは言うものの丸ごとをプロローグに費やした感があり、これまでのように一話完結のスタイルでないことも手伝ってやや停滞感と歯切れの悪さが目立つ。こちらが新しいリズムに慣れればいいだけの話なのかもしれないが、次作で初めて他のアーティストに作画を任せることといい、ミニョーラのスタンスが変わりつつあることは確かで、彼の中ではワン・オブ・ゼムになっていくのかなあとちょっとばかり気がかりな感じ。

486176307Xシン・シティ:ビッグ・ファット・キル
フランク・ミラー 石川 裕人
ジャイブ 2006-05-23

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映画公開に併せて発売された『ハード・グッドバイ』に続く翻訳新作。とはいうもののこの『ビッグ・ファット・キル』との間には『A DAME TO KILL FOR』という未発売の作品があって、そちらで初めてドワイト・マッカーシーが登場してくるので、そこでのエピソードを知らないと多少かみ合いの悪いシーンがいくつか見受けられる。ただ、主役である殺戮マシーン・ミホの活躍を含め、今作はヴァイオレンスがひたすらにドライヴしていくエピソードなので、前作のスクェアなコマ割から一転した大胆なカットによる大技の展開で、コミックを読む醍醐味という点では前作を上回る。ノワールの匂いをなすりつけた翻訳の妙味も前作に引き続いて素晴らしく、鼻白むことがないのも魅力の一つ。今作については今月発売されるDVDに絡めての発売ということもあるのだろうけれど、できればシリーズ化して未訳の作品も是非発売していただきたい。

アメコミが日本語で読めるのはとても嬉しいんだけど、この2冊を持ってレジに行って「6090円になります」と言われた時は、打ち間違いじゃないの?とお札を出す手が一瞬止まっちゃったよ。刷数や版権料など考えるとやむを得ない価格設定なんだろうけど、好事家以外にはハードル高いよねえ。
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2006年03月14日

蟲師/地上波最終話「筆の海」


蟲師

終わってしまいました。BSフジでは残りの6話を引き続き放映する予定らしいけれど、デジタル放送を視聴できる環境ではないので、とりあえずこれでお終い、と。あらためて振り返ってみると、やはり色と音が加わったことで生み出された“陰影”の空間によって、感情の向こう側までも立体的に描き得たのが一番の魅力だったのだろうと思う。それと透徹したアコースティックが揺らすか細いテンション、というとまるでドゥルッティ・コラム(例えが古すぎ!)の音楽のようだけれど、音楽以外でこうした心地良い緊張感を感じられたのは本当に珍しい体験だったかもしれない。この作品がアニメーションの流れの中で何らかの“ポスト”として存在し得るかどうかは断言できないけれど、フォーマット自体の有効性は充分すぎる程に示したと思うので、この流れを継ぐ者が現れて欲しいなと切に思う。ということで、次はハードルを少し上げて『はなしっぱなし/五十嵐大介』あたりにチャレンジしてくれるととても喜びます。

B000BWDCT8蟲師 其ノ壱
漆原友紀 長濱博史 中野裕斗
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006-01-25

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B000BWDCTS蟲師 其ノ弐
漆原友紀 長濱博史 中野裕斗
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006-03-29

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2006年02月25日

「フライングガール」「短編マンガ集 バニーズほか」/笠辺哲

4091883095フライングガール 1 (1)
笠辺 哲
小学館 2006-01-30

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マッドならぬピースフルプロフェッサーであるところのトッド博士、そのトッド博士のお目付役「トッド番」として政府が派遣した小役人の山田君。そしてトッド博士の助手にして“少々変わり者だけれど美人でボイン”な磯貝さん(チャーミング!)。この3人が繰り広げるトンチキな日々を、はまると病みつきになる独特のタッチで描いてみせた大好きなマンガの第1巻。地上50センチくらいのところを浮遊している感じが何とも心地よく、ポップなホラの吹き方は天性のものかな。

4091883087笠辺哲 短編マンガ集 バニーズ ほか IKKI COMIX
笠辺 哲
小学館 2005-12-26

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と思ってたら、短編集に収められた描きおろし作品には、淡い感情を余白でサラッと描いてみせたものもあったりしてなかなか侮れない感じが嬉しかったりもする。でもね、ジェラルド・カーシュばりの展開がたまらない「イパネマの娘」(こちらも描きおろし!すげーな、おい)みたいなのを読まされちゃうと、もうしばらくはこういうのをお願いしたいなと思ってしまうのが人情というものかと。それにしても磯貝さんLOVEで困った困った。
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2005年12月26日

エヴァンゲリオン×ボヘミアン・ラプソディ


Evangelion Bohemian Rhapsody
Evangelion Music Video - Bohemian Rhapsody (Queen)

以前どこかでちらっと見た記憶があったんだけど、チラシの裏にでも書いてろ日記さんのところで見つけてきちんと見てみたら、クオリティの高さと相まってTVシリーズを猛烈に見たくなってしまって困った。もともとつまみ喰い程度にしか見ていなかったこともあったし、中古DVDのフルセットでも探してみようかというところ。
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2005年12月01日

蟲師 第一集 (初回限定特装版)

B000BWDCSY蟲師 第一集 (初回限定特装版)
漆原友紀 長濱博史 中野裕斗
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006-01-25

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現在は第六話『露を吸う群』まで放映済だが、とんでもないクオリティを保ったままここまで回を重ねている。多分、気の遠くなるくらいの入念なイメージの構築と試行錯誤が行われているんだろう。さすがにOAの時間帯まで起きているのは辛いのでHDRに保存してはいるが、できるだけ夜も深まってから膝をかかえるようにして、小さくため息をつきながら見ている。毎週、無料で見せてもらっているのが申し訳ないくらいなので、DVD-Rにバックアップなど取らず、木戸銭のつもりでDVDも必ず買おうと思うのだ。当然、高い方を。
大友克洋監督による実写映画化(ギンコ役オダギリジョー)も決定しているらしいが、今のところは、こちらで間に合ってますとしか言えないな。山本政志の濃密さで植物を描ければ話は別だけど。


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2005年11月08日

ドロヘドロ7/林田球

4091882773ドロヘドロ 7 (7)
林田 球
小学館 2005-10-28

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対ニカイドウ戦などあるものの、カイマンのサブキャラ化が止まらない第7巻。自分探しがほとんど休止状態ゆえにナイフで血路を開くシーンも激減してるし、心/能井のドライブでないとシフトアップしない展開も拍車をかけてる。P89のワンカットなんか見ると、ぐぐっとカイマン寄りに引き戻されるんだけど、最近は殆どオフビート担当だからね。ただ、心/能井と十字目のコンタクトも始まりつつあって、カイマンを交えた三つ巴も期待できそうな気もするので、その時は単身で能井を潰すくらい暴れてもらいたいもんだ。能井潰しちゃうのはもったいないけど、それくらいの血湧き肉躍る交錯もそろそろ必要なんじゃないか。
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2005年10月30日

蟲師「第二話 瞼の光」/おまえも昔はあんなだったじゃないか


mushishi
オフィシャルサイト

これは素晴らしいアニメーション化じゃないだろうか。原作の持つそこはかとない淫靡さと残酷さを失わないような抑制の効いた絵作りで、浮遊する緊張感がとても心地よい。ギンコの声は少し愛想が良すぎる気がしないでもないが、慣れで押さえ込める範囲なので問題ないだろう。自ら辺境を歩く生き方を選んだ(選ばざるを得なかった)にもかかわらず、対峙する人々の人生に関わることによって自らも傷を負わざるをえないギンコはハードボイルドの体現者でもあるわけで、ワタシにとっての「蟲師」の魅力はそこにあるのだが、そうした魅力を損なうことなく、光と色のさざめきが加わったこちらの「蟲師」はこれから先が本当に楽しみだ。第一話を見逃して後悔してたんだけど、これは多分DVDを買うことになりそうだからそれまでの楽しみにしとこうかな。ちなみに次回第三話は『柔らかい角』。ところで『筆の海』はチョイスされてるんだろうか。淡幽の紙魚あしらいとギンコとの邂逅は楽しみなエピソードの一つなので、こちらも期待して待つ。
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2005年07月27日

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 「笑い男クロニクル」

B0009XTEIM攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man
士郎正宗 田中敦子 阪脩
バンダイビジュアル 2005-09-23

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ワタシも含めて、DVDを全部揃えたユーザーのほとんどが“笑い男事件”関連のエピソードのみの鑑賞をしてると思うので、こうした“REMIX版”がリリースされてもさほど違和感はないかな。少佐の作画やなんか結構バラつきがあったけど、その辺は鬼のI.G.のお手並み拝見といったところか。でもあれだね、サイバーテロの1作目、ポリティカル&ミリタリーサスペンスの2作目といった展開は「機動警察パトレイバー 劇場版」と一緒なんだよね。この相似が偶然だとしても、仮に3rdが始動するのであれば(タチコマに関して言えば2ndのラストで伏線張ってるし)、今度はどんなフォーマットで見せてくれるのか、それはそれで期待が膨らむところ。というかまだまだ少佐を見たいんだな、結局は。
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2005年07月13日

ロバート・クラムの兄であるチャールズ・クラム


cc

映画「クラム」の劇中に登場し、最も強烈で悲痛な印象を与えた長兄チャールズ。青少年期に描いていた素晴らしいコミックは彼の才能のきらめきを十分に感じさせ、弟ロバートに与えた影響は容易に見て取れる。しかし次第に精神を病んで家に閉じこもり、カントやヘーゲルなど哲学書を読みふけるにしたがって彼の描くコミックはセリフが膨大な量に膨らみ、ついには微細な文字でビッシリと埋め尽くされたページが延々と続いていくことになる。結局、映画のエピローグで後日談としてチャールズが自殺したことを知らされて言葉を失うのだが、かろうじてバランスがとれていた時代のチャールズの才能が輝かんばかりだっただけに、運命の一撃を紙一重でかわした弟ロバートとの対比がことさら胸を打つ。

※チャールズの描いたコミックを見ることができる書物やサイトなどご存知の方、いらっしゃいませんでしょうか?

B000065BFVクラム
デイヴィッド・リンチ テリー・ツワイゴフ ロバート・クラム アリン・カミンスキー

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2005年05月22日

「猿王」仲能健児

4883791823猿王
仲能 健児
青林工芸舎 2005-03

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書店で見つけて「何で今頃これが復刊?」と驚きながら、懐かしさ(1994年連載)も手伝ってレジに直行。何とも奇妙な読後感は当時のままに、うっすらと『バクネヤング』を思い出したりもした。スプラッターな死がてんこ盛りな上にラストは驚愕の力業で、インドといういかにもな舞台設定にもかかわらず、説教臭さも教訓もな〜んにもないのが潔くて素晴らしい。復刊に向けて暴走してくれた編集者の方、ご苦労様でした。
こういうのを目の当たりにすると、「小林じんこ『未完作品集』」なんてのも、あながち絵空事ではないのだろうかなどと期待してみたりもする。
posted by orr_dg at 01:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | Animation/Comic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする