2018年12月31日

2018年ワタシのベストテン映画

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LUCKY ラッキー
女は二度決断する
ファントム・スレッド
ビューティフル・デイ
バトル・オブ・ザ・セクシーズ
寝ても覚めても
怪怪怪怪物!
マンディ 地獄のロード・ウォリアー
斬、
へレディタリー / 継承

観た順番。
『2001年宇宙の旅』や『恐怖の報酬』をリヴァイヴァルで観て、監督の怪物化した作家性を抜き身で解き放つことができた時代への畏怖は、もう二度と戻ってこない日々へのノスタルジーでしかないのだなと正式に思い知らされた気がした。しかし、今あらためて「The personal is political(個人的なことは政治的なことである)」と標榜するために新しい映画の言語が模索されているのは間違いないし、特にA24の映画はそのあたりを意識的に行っているようにも思える。だからこそ客もいっそう試されることになるのだろうし、「今の映画が70年代の映画と変わってしまったのは、今の観客が映画を真剣に受け取らないことが理由にあって、その低下は映画作家というよりは観客がそうしている(We now have audiences that don’t take movies seriously...It’s not that us filmmakers are letting you down, it’s you audiences are letting us down)」というポール・シュレイダーの言葉をベテランの感傷で片づけてしまうわけにはいかないようにも思っている。自戒をこめて。

では皆さま、よいお年を。
posted by orr_dg at 14:31 | Comment(0) | Movie/Memo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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