2015年07月30日

FUJI ROCK FESTIVAL'15@苗場/7.25 Sat

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GALACTIC@FIELD OF HEAVENを月と待つ

さすがに土曜日とあってシャトルバスの列に1時間30分ほど並ぶ羽目になり、明日はタクシーで行くことにしようと固く決意してホテルに手配を頼む。

上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト feat.アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス@GREEN
というわけで最後の20分くらいしか見られなかったのだけれど、想像以上に集まった観客の愉しみ方はマスロックのそれに近いものがあって、匠の技により感情と手先足先を直結させて繰り出されるピアノとベースとドラム(ツーバス!)の音が爆音でぶつかり弾けては彼方へ飛び散って行く快感は野外ライブならではで、このダイナミズムはホールコーンサートでは逆立ちしても叶わないだろうことを思うとフルで見られなかったのが返す返すも残念でならない。ところでアンソニー・ジャクソンはまた太り始めた?

ケロポンズfor kids @GYPSY AVALON
と、遅刻して荒んだ気分をなだめてもらうべく昨年に引き続きケロポンズで子供たちと一緒にあれこれの振りなどして気持ちをほぐす。for kidsと言いつつ嬉々としてフリフリするほとんどはそんな大人たちなのであった。

SUPER FURRY ANIMALS @WHITE
活動再開後の肩慣らしといった感じのベストヒット的セットリストの11曲だったのだけれど、特に凝った映像ギミックなどもない分、彼らのファンはともかく初見の客にも楽曲の良さがストレートに伝わったウェルカムバックなステージだったのではなかろうか。『FRANK』を観た後だと、グリフのマスク・パフォーマンスはフランク・サイドボトム由来であったのかなあとあらためて思ったりもした。まあでも、みんな元気そうだったのが何より。

deadmau5 @GREEN
そもそもEDMが何なのかいまだよく分からないままで、映像の助けを借りずに音と光だけでひたすら攻撃性を高める狂躁はこれが最新型のエレクトロクラッシュだよと言われればああそうなんだ、うまいことやってるねと感心しきりなわけで、被りモノの曖昧な匿名性もスマートに奏功していたように感じた。ON-U好きならけっこういける気もする。

GALACTIC featuring MACY GRAY @FIELD OF HEAVEN
あとになって思ってみれば、頭を揃えて突っ込んでくタイム感がギャラクティックの快感要素なわけで、溜めたところで踏ん張るメイシー・グレイの力加減と化学反応が起きないのもむべなるかなというところだったし、それは中盤でメイシーがいったん袖に下がった後でバックコーラスの一人がメインをとった時、リズムの頭にポンポンと飛び乗っていくタイプの彼女の方がバンドとの親和性が高かったことにも明らかだったように思うのである。それは特にどちらかに責任があったということでもなく、やっぱり相性って大事だよねと、苗場での彼らのベストステージとなる2008年のWHITEでメーターを振り切ったのがゼップの“移民の歌”だったことなどあらためて思い出してみたりもしたのである。茹ったホワイトファンクってむずかしい。

BELLE AND SEBASTIAN @WHITE
イゾベル・キャンベルが抜けてからほとんど気にとめることもなくなってたものだから、HEAVENからの帰り途にちらっとのぞいてみれば、スチュアート・マードックがいまだにボーダーのタンクトップを着ていたり、写真美術館のミュージアムショップで売っているポストカードのような写真がスライドされたりしているのを見て気分は少し後ずさってしまい、魔法が解けるってこういうことなんだなと思った。
posted by orr_dg at 00:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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