2015年07月29日

FUJI ROCK FESTIVAL'15@苗場/7.24 Fri

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ORANGE COURT跡...

苗場開催になってから2度目となる苗プリ落選の憂き目により今回は越後湯沢(NASPAニューオータニ)からの通いになることに加えて、オレンジコートの廃止やラインナップの不活性化などなかなか気分が上がらないこともあり、今年ほど惰性に苛まれた年もなかったのではなかろうかとMaxとき335号の座席において既にいくばくかの遠い目を携えつつ、ならばライアンが完奏さえしてくれればすべてOKとすることにしようと言い聞かせてもみたのである。


ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA @GREEN
経験値がないため越後湯沢駅からのシャトルバス状況を読み切れず、入場ゲートをくぐりながら "Be My Baby" を遠くに聴き、泉谷しげるの "国旗はためく下に" と "春夏秋冬" のサウナ風呂のような暑苦しさを歓迎しつつ、3年目にしてヤマジカズヒデがようやく派手な舞台になじんだようなのを確認して我がことのようにホッとした。

THE VACCINES @GREEN
天国バーガーを昼食とするも、これまでずっとポテトチップを添えて紙皿にのせられていたのが紙にくるまれてホイと渡されるコストカットの世知辛さがここでも身に沁みる。それはそれとしてまったく初見のバンドではあったけれど、メンバーの中でフロントマンが一番いなたいというバランスこそがこのバンドの肝要なのだろうと勝手に解釈などしてみたけれど、降りそうで降らない雨が何とも煮え切らない。

THE DISTRICTS @RED MARQUEE
ザ・スリルズ(アイリッシュだけど)や初期オッカヴィル・リヴァー、フレッシュ&オンリーズ、デルタ・スピリットあたりの名前が次々に浮かんできて、それはすなわちライアン・アダムスのいるリーグのゴールデンルーキーということにもなるわけで、当然デビューアルバムをポチった次第。

OWL CITY @GREEN
ワールドレストランで買ったローストチキンで小腹を満たすBGMとしてこの日この場所では確実に機能していたモダン産業ロック(死語)。高性能ゆえ耳に障らないのは嫌味でも何でもない。

CHABO BAND @FIELD OF HEAVEN
1日券のリストバンドをして黒Tにジーンズ、時々黒いテンガロンというどこからどう見てもレミー命な輩が、他に行く場所もなく引き寄せられてくるオッサンホイホイとしてのこのバンドが、清志郎から石田長生まで逝ってしまった人に捧げるブルーズでその懐の深さをいかんなくぶっ放すこの予定調和こそがピースフルで美しいことをオッサンは知っている。

KITTY,DAISY & LEWIS @FIELD OF HEAVEN
ゴールドとシルバーで彩ったパッツンパッツンのジャンプスーツと元レインコーツの御母堂の真紅のスーツに気を取られて、ということはすなわち男性陣の影がどうしても薄くなるわけで、ならばルイス君が何らかの野望を抱えていたとしてもなんら不思議ではないにも関わらずそうした閉塞やキナ臭さを一片たりともうかがわせないプロフェッショナルなステージの鬼気迫る愉しさは、それゆえ客の取り分はあまり残されていない気がしないでもないのであった。

MOTÖRHEAD @GREEN
ワタシは拝んでいた。曲間でプルプルと小刻みに震えながらボトルをひっつかむレミーの右手がスクリーンに映し出された瞬間、唯一無比の偶像/記号を可能にする浸透圧に想いを馳せて底知れぬ畏怖に包まれる。この人は69年の間にワタシとは組成すら異なる生物へと確実に進化しているはずで、おそらく時間の流れすらが異なっているのだろうし、速く硬く重い塊にしたところでそれはワタシたちの物差しに過ぎないのだろう。トイレに行かないと聞いてもワタシは驚かない。

水橋春夫グループ @GYPSY AVALON
マッキーショック!であった。
posted by orr_dg at 01:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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