2014年07月31日

FUJI ROCK FESTIVAL '14@苗場/7.26 Sat

waterboys20140726.jpg
The Waterboys@GREEN 開演前

晴天の中、午前中はドラゴンドラで天上へ。去年に引き続きソフトクリームが売られていないことにあらためて愕然とするのみならず、どこかのお子様が狂ったようにレストハウスに据えられたベルを鳴らし続けてやかましいので、そそくさと下ることにする。何度乗ってもゴンドラの下に広がる人跡の影すらない河原や木立を見るたび、トム・ゴードンに恋した少女トリシアを想い出す。

WHITE LUNG @WHITE
泣く泣くあきらめたREDのTHE THREE O'CLOCKとステージを逆にした方がよかったんじゃなかろうか。REDのライヴな音響の方がこのギラつきながら疾走するギターは映えるだろうし、こういう都市型パンクはWHITEの埃っぽい空間よりは密室性の高い空間の方が熱を充填できただろうと思う。バンドの演奏も佇まいもまったく期待を裏切らなかっただけに、少し不幸な出会いをしてしまった気がするのがもったいないなあと思う。とはいえ美しい人が心底いらつく姿にはそれはそれで昂るものがあったのも確か。

THE WATERBOYS @GREEN
"The Whole of the Moon" よりも "Fisherman's Blues" よりも "The Pan Within" を聴けたのがすべて。でも 'The stars are alive and nights like these were born to be sanctified by you and me, lovers, thieves, fools and pretenders' のフレーズは夜空の下で聴きたかったよ。Mike ScottがまったくMike Scottのように年を重ねていたことがすべてを肯定してくれた気がして、昨日のGarland Jeffreys といい青春が捨てたものではなかったことに正直胸がつまりそうになる。ずっと忘れずにいてよかった。

JONATHAN WILSON @FIELD OF HEAVEN
ふと耳に入ってきたスモーキーなギターと夢から覚めたばかりのようなヴォーカルに、ピースフルなライアン・アダムズみたいだなあと見ていたらいつのまにかどこへも行く気がなくなってた。ラスト曲で緑のSGのサイドギターと繰り広げるインタープレイの熱気と艶にあてられて、終演後にiPhoneからソロアルバム2枚を思わずクリックした次第。パーソナルを調べたらライアン・アダムスと出身地(ノースカロライナ)も年(1974年生)も一緒だったのにちょっと驚いた。今日くらい天気が良ければライアンもヘソ曲げなかったかな。

で、ここから少々迷走。
PRESERVATION HALL JAZZ BANDをORANGEで見始めるも、ああなんかこのまま愉しいんだろうなあと思った瞬間にわけもなくイラッと歩きだしてしまい、HEAVENのTHE LUMINEERSを覗いてみるも、GOOD PEOPLEが演るGOOD MUSICとそこへつめかけるGOOD AUDIENCEの図の破たんのなさにまたしてもイラつく。で、それを中和すべくWHITEでMAN WITH A MISSIONを見てバカだなあとゲラゲラするも1曲で飽きてしまい、だったら30分だけでもREDでST.VINCENTを見ておくべきだったと烈しく後悔するも後の祭りで、ORANGEでケバブを食ってしばしのふて寝。おそらく予想以上にTHE WATERBOYSが効いてしまってた気がしないでもない。

PHIL LESH & THE TERRAPIN FAMILY BAND @FIELD OF HEAVEN
これはもうPHIL LESHを拝むという儀式だったわけで、だから23時までの予定が30分以上早く終わってしまい、19時半〜23時の枠の中で休憩を除くと実質2時間半のステージだったとしても、そこでPHIL LESHがベースを弾いていた以上、儀式は完遂されたのである。でもカヴァーのセットは要らなかったかな。

というわけで予定より早くほっぽり出されたので、隣のWHITEでMANIC STREET PREACHERSを覗いてみたら やけに溌剌と懐の深い "You Love Us" が聴こえてきて、やっぱりちゃんと曲の書けるバンドは長持ちするよなあと、ぬかりなくパッケージされたステージにきちんと拍手を送りつつ、ああ今日も雨が降らなかったじゃないかと真っ赤に焼けた鼻をさすりながら、帰りにおにぎりを2つ握ってもらいホテルに向かった。
posted by orr_dg at 17:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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