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![]() | ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争 下 (文春文庫) デイヴィッド ハルバースタム David Halberstam 文藝春秋 2012-08-03 by G-Tools |
![]() | 屍者の帝国 伊藤 計劃 円城 塔 河出書房新社 2012-08-24 by G-Tools |
![]() | 失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 (光文社古典新訳文庫) フリードリヒ・デュレンマット 増本浩子 光文社 2012-07-12 by G-Tools |
![]() | 新世紀読書大全 書評1990-2010 柳下 毅一郎 洋泉社 2012-08-29 by G-Tools |
![]() | 暴力の教義 (新潮文庫) ボストン テラン Boston Teran 新潮社 2012-08-27 by G-Tools |
今さら言うまでもなく歴史を動かすのはロジカルな狂人であることが笑ってしまうくらいあからさまにぶちまけられていて、この戦争においてそれは言うまでもなくダグラス・マッカーサーその人であって、トルーマン、スターリン、毛沢東、金日成といったオールスターキャストを交えた壮絶な痛み分けの殲滅戦は、まあなんというかモンティパイソンのようであるし、これが本当にあったことなのだからやはりワタシ達は大バカなんだろうと思う/これまで拾い読みしてきた円城塔の作品はその熱伝導のやり方が特異なだけでパッションは確かにあったように思うのだけれど、ここでは伊藤計劃という側(がわ)にあらかじめ委ねたことでそれは親しみを覚えると言ってもいい熱っぽい疼きを喚んで、そうやって辿り着いたエピローグを読み終えた後で再度プロローグに円環してみると伊藤計劃の物語/人生が永遠に未完でジ・エンドが存在しないことに思い至って何だか心安らぐし、これをやりたかったのだとすれば円城塔は最高だと思う/古典新訳文庫と銘打たれてはいるけれどきわめてモダンな神経戦を仕掛けていて、悪意ではなく真意の恐ろしさでグルーヴしていく。例えば「故障−まだ可能な物語」では「注文の多い料理店」的な読み違えを見事に転覆させられた。この人の作品はいろいろと読んでみるつもり/こういう本は毎晩寝る前にちびちび読もうなどと思っていると永遠に読み終わらないので、時間が取れるようになったら一気に読み尽くすことにする。そういえば山形浩生の「訳者解説」も買おう買おうと思いつつそのままだったんだ/さっき読み始めた。書店で手にとるとまずはその薄さに不安を抱く。既刊に比べると軽く100ページくらい軽いんじゃなかろうか。それと映画化を前提に書き下ろされたような気配もあって、ドン・ウィンズロウもそうだったけどそういう物語はどうも腰の落とし方が足りなく思えるのでちょっとばかり懸念してる。とは言え腐ってもテランということで2、3日は愉しませてもらうつもり。
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屍者の帝国、出たのですね?!
ここを読むまで知りませんでした、おかげでさっそく注文しました。
The Indifference Engineも一緒に。
それから場所ちがいですけれど、
バットマンをずいぶん前に劇場で観ました。
最初の空のシーンを観て、やっぱり劇場で観なくっちゃ、
と思いました。
「屍者の帝国」に関しては、ついてまわる諸々も込みで愉しむのが筋かと思いますので、読後にこちらなど併せて読まれるのをお薦めします
http://www.kawade.co.jp/empire/
ライジングのオープニングは、意味はよくわからないものの起きていること自体は何だかすごかったですものね