2011年08月03日

FUJI ROCK FESTIVAL '11@苗場/7.30 Sat

frf20110730
※FACES@GREEN開演前

ホテルの部屋でテレビを点けると平地ではずいぶんと荒れた天気になっているようで、こちらはそれほどではないにしても寒いわ雨は止まないわで、午前中に予定していた天上行きもドラゴンドラ運行中止の憂き目に遭ったことで予定変更に。ただ低気圧の状態で安定してるせいか気圧変調による頭痛が出ないのはありがたい。

FOUNTAINS OF WAYNE@GREEN
雨まじりの曇天の中、いくらかでも陽が差しているかのように錯覚させてくれるパワーポップはうれしいのだけど、やっぱり青空が欲しかったなあともったいなく思うことしきり。

あらかじめ決められた恋人たちへ@FIELD OF HEAVEN
名前だけで音に関する前知識は一切なし。批評性のセンスよりは意志と肉体の出会う場所を拠りどころにしようとしていて、ジャパニーズ・ダブの系譜としてはミュート・ビートにつながっていくのだろうなという感じで、思わずそのバンド名を出してしまったくらいには意表をつかれて愉しんだ。この辺りで、履き慣れた靴にも関わらずどうにも左足の親指と小指が痛くて仕方ないので、絆創膏を貼るためにいったんホテルへ帰ることに。

BATTLES@GREEN
結果としてGREENの客を揺らすダンス・ミュージックとして機能していてそれはそれで愉しかったのだけれど、それはタイヨンダイ期にあったような、乱反射した音の粒がドラムを軸に絡みついて次第に二重らせんのようにうねり出すカラフルでプリミティブな情動をあきらめビートのデザインという一点突破に賭けたあげくの暫定勝利であって、この先の新しいヴィジョンを見せてくれたかというとそうとも言えない点で曖昧なステージだったなあと思った。愉しいからいいじゃんていかないところがこのバンドの厄介なところだからねえ。

TODD RUNDGREN@FIELD OF HEAVEN
かっちりとしたバンドサウンドでのポップ・チューンも良かったけど、中盤でつなげたソウル〜R&Bのメドレー(Ooh Baby BabyとかI Want Youとか)が声のつやといいハリといい素晴らしくて、序盤は少しあやしかったファルセットもきれいに抜けてたし(おそらくはわざと)あちこち少しづつズラして気をもたせながらもみんなが期待するトッド・ラングレンを演じてみせたプロデューサーとしての采配は憎いくらいだけど” I Saw the Light ”は演るけど” Hello, It’s Me ”は演らないその腹八分目感覚についてはやはりよく分からないのであったよ。

MARC RIBOT Y LOS CUBANOS POSTIZOS@ORANGE COURT
GREEN へ向かう都合もあってほんの少ししか見られなかったのだけど、ギターの音色がもろに” Jockey Full of Bourbon “だったりしたものだから後ろ髪をひかれることこの上なかった。ちなみにORANGEではエスプレッソが飲めるので重宝してる。

FACES@GREEN
ローリング・ストーンズ、ザ・フー、セックス・ピストルズ、シンプリー・レッドがステージに立っていれば一見パーティ・バンドなわけだけど、それがフェイセズのいく分チャラいバンドイメージにしっくり来た上に、このメンツの中で下手を打つとかなりみっともないことになるミック・ハックネルの気合いとグレン・マトロックの軽やかでグルーヴィーなベースという外様の奮闘に加えて、ストーンズでは常にキースの下支えに回らざるを得ないロン・ウッドがエゴを解放して弾きまくるとなれば放っておいても熱気はこもるわけで、各種の杞憂があっという間に吹き飛んだ素晴らしく真摯でファンキーなステージだった。ところでモッシュピットでワタシの隣にいた20代とおぼしきミニアフロ君は、シンガロングを求められた曲(Ooh la LaとかAll Or Nothing、Stay With Me)のほとんどで完璧に対応してて、熱心な予習組なのかディガーなのかわからないけどキミに幸多かれと思わず祈ったよ。
posted by orr_dg at 20:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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