2010年11月17日

最近買った本

4094085564海炭市叙景 (小学館文庫)
佐藤 泰志
小学館 2010-10-06

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4900456128彼らは廃馬を撃つ
ホレス マッコイ 常盤 新平
王国社 1988-09

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410590082X夜と灯りと (新潮クレスト・ブックス)
クレメンス マイヤー Clemens Meyer
新潮社 2010-03

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4061984829濁った激流にかかる橋 (講談社文芸文庫)
伊井 直行
講談社 2007-07-11

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4270103604ベルファストの12人の亡霊 (RHブックス・プラス)
スチュアート ネヴィル 佐藤 耕士
武田ランダムハウスジャパン 2010-08-10

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これは旧版を持ってるけども、映画への期待をこめて購入。肝心の映画は、予告篇を観る限り“鬱屈の結晶”みたいな空気をしっかり捉まえてそうなのでかなり楽しみこちらは古本。あまりに寄る辺ない映画の方を先に知ってたせいもあって、常盤先生の訳が少し端正すぎるような気がしないでもない。映画はアメリカの自家中毒を冷徹にあぶり出したニューシネマの傑作なので機会があれば是非こちらは買い忘れていたものを古本で購入して未読。赤井稚佳さんのイラストをあしらった装丁がいいこの作者の作品は初めてだけどこれは傑作。自己増殖するかのような巨大な橋のイメージはギブスンの『橋』を思い出させて混沌と鮮烈だし、その橋を消失点に据えた連作は寓話と言うよりはマジックリアリズムの形式を借りた総合小説でもあって強烈にのめりこんだ。追いかける愉しみのある作家が増えたのはうれしいエリック・ガルシアの新作がそろそろだからそれまで手をつけないつもりだったんだけど、我慢しきれず読み始めたら、ああもうこれは今すぐニール・ジョーダンがスティーヴン・レイ主演で映画化するべきだと確信した次第で、すなわち傑作の予感がありありと立ちこめているということ。がんがん読んでしまおう。
posted by orr_dg at 21:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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