2010年10月26日

最近読んだマンガ

440817274Xセツ 1 (マンサンコミックス)
木葉 功一
実業之日本社 2010-09-29

by G-Tools
4047267619狼の口 ヴォルフスムント 2巻 (ビームコミックス)
久慈光久
エンターブレイン 2010-10-15

by G-Tools
4253232256シグルイ 15 (チャンピオンREDコミックス)
南條 範夫 山口 貴由
秋田書店 2010-10-20

by G-Tools
4063619494モンタージュ(1) (ヤングマガジンコミックス)
渡辺 潤
講談社 2010-10-06

by G-Tools

毒をもって毒を制してきた木葉功一が、わりとシンプルに解毒剤をぶつける新機軸に舵を切ってる。いまのところまだ主人公の天然に頼ってる感じで、以前に比べるとスッキリしたタッチもあって最初に読んだ時はアレって感じだったけども、今までも時々あったスラップスティックな衝突の話としてあらためて読んだらやっぱり面白かった。長篇よりもこういう風に一話完結に近い形で締めてった方がこの人はいいのかもしんない。でもねえ、事情を知らない人からしたらこの「座敷女」的な表紙はマイナスだと思うんだけど人の出し入れも含めて何だか凄いことになってきたけども、こうなるともう物語としては転覆のカタルシスとか全然期待してなくて、このまま極北の叙事を愛でるということでいいんだろうか。というかそれが愉しみになってきてるから律儀な回収とかもういらないんだけど表紙が全てを語っちゃってる決着の最終巻。10巻を越えたあたりでのシフトダウンからすればもう少し決着に時間がかかるかと思ってたけど、スピンオフで気を持たせるよりは血は新鮮なうちにってことだったんだろうし、鏡像の破壊と瓦解という閉め方の不幸で残酷な説得力は、この容貌魁偉な物語にふさわしい真摯で誠実な結末だったと思う。傑作でしたあの事件はもはや誰の手からも離れてしまってファンタジーとして存在していくしかないわけだから、実録でなく奇譚と謳ってる点でけっこう期待できるし、軍艦島という舞台立ても含めて昭和のディープをどこまで絡めていけるのかも楽しみ。16歳の主人公が少々頭が切れすぎるのが気になるけども、活劇というよりは頭脳戦で転がしていくつもりなんだろうことを思えば、世間に放り出されると逆にその年齢がハンデともなるわけでその辺も抜かりがない感じ。あとはこれからどんどん絵が汚れていってくれればいいなと思う。
posted by orr_dg at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | Animation/Comic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック