2010年07月10日

Hiroyuki HANADA AGE 50th GIG "NAGARE PREMIUM DAYS 2" 2010.7.7


hanada 50th

Z期ルースターズをこの布陣で聴いて見るのは言うまでもなく22年前の渋谷公会堂以来で(その7月22日はワタシの誕生日でもあったりする)、そのあたりのことを想い出すといろいろ面倒な自分史とかもオマケでついてきたりもするのだけど、穴井/三原セットでの"GUN CONTROL"のイントロが鳴った瞬間にそういう益体もないことは全部吹っ飛んだ。あっという間に吹っ飛んで、これはお誕生会とかそういうお気楽なジャムじゃ到底ないなあと背筋が伸びつつだらしなく惚けてフルハウスのロフトで汗を滴らせていたのでセットリストはあまり憶えてないけども、「FOUR PIECES LIVE」の本編分は、"HURT BY LOVE〜LAND OF FEAR"のメドレーまで再現して曲順もほとんどそのままあらかた演ったような気もするし、柞山/灘友セットのトップは"NEON BOY"で"DRIVE ALL NIGHT"や"CRIMINAL ROCK"とか"NO NO NO"も演った気がする。なにしろGYPSIESのセットまで入れると4時間(途中で花田抜きのセッションが30分くらいあったけど)のステージで、加齢臭漂うフロアの方も息と歓声が上がりっぱなしでこちらもやけくそのテンションによる併走の23時終演である。で最後は例のごとく大江登場だけれども、正直言って今夜は大江の必要はなかったんじゃないかと思える花田づくしの気分で、でもまあ"カレドニア"なんていう珍しい曲や、震える歌声(今は何歌ってもそうなっちゃうんだけど)での再現がマッチした"GOOD DREAMS"を演ってくれたのはラッキーだったけど。それにしても特にFOUR PIECESセットでの下山花田のコンビネーションは尋常ではないソリッドとシャープネスの圧力で、当時はともすれば風にかき消されそうだった花田のヴォーカルも吹く風に向かって叫ぶ切迫が轟音に負けてないし、この音が恒常的に聴けないのはもったいなさ過ぎる気がする。それとやはり花田裕之という人の高等遊民というか清潔なデラシネというかそういう飄々とした風情にはいまだ憧れるし、そういう人間があのヘヴィーな状況で「じゃあ、俺が歌うよ」と一歩踏み出した美しくも壮絶な決意など考えると、かつて逃げなかった人間はもう逃げる必要のない道を歩めるのかと、逃げ道を探すクセのいまだ抜けない我が身を振り返ってみれば少し自分にがっかりもするわけだ。まあそんなのはどうでもいい話で、とにもかくにも軽やかで涼やかな50歳、おめでとうございます。ワタシもできるだけ持ち直せるよう精進しないとなあ。

posted by orr_dg at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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