2010年03月15日

シャーロック・ホームズ/ワトソンくん、きのう何食べた?


シャーロック・ホームズ
オフィシャルサイト

もしかしたらスチームパンク的無国籍アレンジであれこれ賑やかして落ち着きがないのかなと思ってたけども、産業革命が理性の覚醒を促す時代のその申し子たらんとするホームズにあえて肉体言語で語らせるやり口のため、この監督にしてはオーソドックスともいえるアクションに徹したせいか、それが猥雑で活気にあふれた当時のロンドン(素晴らしい美術!)に思いのほかフィットしてアウトサイダー/反抗者としてのホームズが疾走感たっぷりに活写されたそのパンキッシュなさじ加減はかなり好みで愉しい。で、問題なのはワトソン君で、完全にホームズを喰ってしまってるような気もして英国男子の心意気やいかに!というクールと直情のバランスが役得というかはまり過ぎだし、これでビル・ナイの後継者は安泰ということでよろしく。でも本人のアイドルはマイケル・ケインだろうけども。そもそも劇中で見せるホームズのアウトサイダー/反抗者としての捻れはダンディズムのそれに他ならないわけで、となればそれと切っても切れない男の絆、いわゆるホモソーシャルなそれを匂わせるどころか回転軸にまでして壁パスの壁のような従来のイメージからワトソンを独り立ちさせたのがガイ・リッチーの冴えたところで、映画が成功した理由はそこにしかないと言い切れるくらいこれはある種の発明。だからさ、次作でもこの妙に熱っぽいテンションを持続させるんだとしたら、モリアーティ教授はクライヴ・オーウェンしかいないと思うんだよ。ああ、3ショット想像したらもうそれ以外考えられなくなってきたから、それで観られなかったら何かもうがっかりだな。
posted by orr_dg at 23:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | Movie/Memo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
観ました観ました。やっと。

この映画のホームズは、筋骨隆々・汗臭く・スマートじゃなくて
そしてここが肝心だと思うのですが、
やきもち焼きでしたね(笑)
ワトソン君はあんな飄々としたさっぱり感で、
あと30年以上は新境地で演じられそうな気がします。
言われてみればマイケル・ケイン、、、そうかもしれません!

教授は、ぱっと俳優が浮かばないのですが、
ホームズが身をよじるほどやきもちを焼くような人がいいです。
続編が愉しみです。
Posted by セイ at 2010年03月25日 20:30
セイさん、こんにちわ

ワタシはもうクライヴ・オーウェンしかイメージできなくなってます
しょうもないキャストだったら観に行かないかもしれません!
Posted by オア at 2010年03月26日 16:17
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