2010年01月04日

TALOS : JASON AND THE ARGONAUTS / X-PLUS (2001)


Talos1

Talos2

Talos3

Talos4

Talos5

仁王立ちのレギュラーヴァージョンに対し、この起動直後のタロスを捉えたヴァージョンはBEST COMICSのEXCLUSIVEで全高27cm。そもそもが青銅の巨人という設定だけにこうした素材での立体化は素晴らしく映えるし、劇中では右側面からのカットはなかったからそのあたりの独自な補足(4枚目の画像など)もふくめて造型、塗装共に文句のないクオリティ。この頃のX-PLUSは何がそこまで駆り立てるのか!というくらいハリーハウゼンのクリーチャーを立体化することに執念を燃やして、スタチュー、ソフビ2種、チェスピースと4ラインで怒濤のリリースを敢行したものだからこちらはあたふたとかけずり回ってうれしい悲鳴だったことを想い出す。ところでこのタロス(劇中ではテイロスとの発音および字幕)は、ヘラクレスが禁を破って神々の財宝に手をつけたために起動してジェイソンの一行を襲撃するのだけど、最初は正面を向いていた顔を重機が軋むような音と共にカクカクと左に廻らしてヘラクレスらを睨みつけるその人外特有の怪しげな動きは、ハリーハウゼンによれば当時の日本映画の中で見たあるシーンで女性が振り返る時の人間とは思えない動きにインスパイアされたとのこと。となればハリーハウゼンが言う日本映画が何なのか気になるところなので、ご存知の方がいらっしゃったら是非教えていただきたい。ところで今年は「タイタンの戦い」のリメイクが公開予定で、トレーラーを見る限りでは怪獣映画の鈍と重が感じられてなかなか楽しみなので、折にふれてハリーハウゼンのクリーチャーなど紹介して勝手に盛り上がっていくつもり。ちなみにこのタロスが登場する「アルゴ探検隊の大冒険」は、脚本が弱いせいか主人公ジェイソンのキャラクターに魅力が欠けていたりして冒険活劇としては今ひとつ不完全燃焼だけども、タロスを始め秀逸なクリーチャーが満載なので(怪鳥ハーピーに虐められる爺さんがゼウスに逆ギレするくだりとか好き)機会があれば是非一見を。
posted by orr_dg at 00:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | Toy | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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