2009年12月02日

最近読んだマンガ

4883792900海人ゴンズイ (ジョージ秋山捨てがたき選集 第 1巻)
ジョージ秋山
青林工藝舎 2009-05

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4883792986銭ゲバの娘プーコアシュラ 完結編 (ジョージ秋山捨てがたき選集 第 2巻)
ジョージ秋山
青林工藝舎 2009-08

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4785932678i.d. 1巻 (ヤングキングコミックス)
岸 虎次郎
少年画報社 2009-11-19

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4048682474よつばと! 9 (電撃コミックス)
あずまきよひこ
角川グループパブリッシング 2009-11-27

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「蝿の王」になるのかと思いきや、サメが空を飛ぶあたりからやたら笑顔が目立つようになって最後はいい人のふりをして描き逃げ。それでもこれが少年ジャンプでの連載だったことを思うと、当時の子供は大人の世界の端の方でウロウロすることを許されてて今ほど隔離されてなかったんだなあとつくづく思う。だからこういう大人げない大人のわめき声が時々聞こえてきて混乱しながら昂奮しちゃってたんだろうな。併録の「ドハツテンツク」はもろに『白鯨』だけどもかなり重厚な物語でほとんど同時期の作品とは思えないくらい。ホントにつかみどころのない人だジョージ秋山自身が「これは昔の利息で描いた失敗作」というだけあって、中盤以降の放り出し方はもったいないなあとも思わせないくらい豪快。アシュラ完結編というよりは編集でカットされたエピローグのような感じ。プーコの顔はやたらインパクトあるんだけどもまだこの1巻ではアキとミユキそれぞれの底をえぐっているだけなのだけど、昨日とは違う明日を単純に光の中に求めない屈託の質がなかなか魅力的。格闘技とエロと友情を♂をつまはじきにしたままどこまで描けるか愉しみ。カッコいいカットとセリフ、すなわち名場面は既にいくつかあるこの第9巻はこれまでで最も大人率が高いんじゃなかろうか。「よつばと」が基本的によつばと大人達(の世界)との物語であるにしても、よつばを媒介に大人同士の関係性で話を回す雰囲気が強くなってて、単行本1冊で1週間しか経過しない時間の流れのせいか実際のよつばの成長を物語の成熟が追い越し始めてる気がする。どこまで遊び続けられるかね。
posted by orr_dg at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | Animation/Comic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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