2009年11月25日

買う本と読んだ本

4488102026ソフィー (創元推理文庫)
Guy Burt
東京創元社 2009-11-20

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490329526512枚のアルバム
中原昌也
boid 2009-11-05

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4569773737クトゥルフの呼び声
森瀬 繚
PHP研究所 2009-11-26

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4334925979ドリーミング・オブ・ホーム&マザー
打海文三
光文社 2008-02-21

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4152090731幼女と煙草
ブノワ・デュトゥールトゥル
早川書房 2009-10-09

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4150412065オッド・トーマスの受難 (ハヤカワ文庫 NV )
ディーン・クーンツ
早川書房 2009-10-30

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上から3冊はこれから買う本。
往生際悪く読まないでおいたんだけど、我慢できずにこれで打海文三完全読了。戒厳令下の恋人やらドギースタイルやら終盤の足早やら手癖炸裂の1冊。またアーバン・リサーチでも読み返そう思ってたよりも黒いディストピア小説で愉しかった、といっても今とほとんど地続きの世界だけども。我々は共感するとそこで考える足を止めちゃいがちだから、どうすれば最後までそんなもんを抱かれずに走り抜けられるか、という等しく平等な底意地の悪さを愛します。直球でミニマルな装丁も良い。ところで河出の奇想コレクションはいつまであの装丁が続くんだろ。買う気がそがれて仕方がないんだけど今作はボダッハの登場なし、すなわちカタストロフィックな展開はなしということで主にオッド・トーマスの陰影が悲愴なまでに掘り下げられる。望むと望まざるにかかわらず生を救うために死と歩むことを余儀なくされる、というオッド・トーマスにとっては陰鬱で閉塞した人生の物語になるところをクーンツのポジティヴがビルドゥングスロマンとしての淡い明かりを灯しているのがこのシリーズの魅力で、クーンツが苦手な人ほど読んでみたらいいと思う。

posted by orr_dg at 16:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
いつも色々と、参考にさせてもらってます。
かなり感度の良いアンテナたてていらっしゃいますね。
ドゥームズディのレビュー最高でした。
「サンドマン・スリムと天使の街」はチェック済でしょうか?
きっと気に入ると思うので、是非。

Posted by DJアフター5 at 2009年12月02日 16:46
DJアフター5さん、はじめまして

「コンスタンティン」のようにやさぐれて疾走する感じでしょうか。
面白そうですので、読みたいリストに入れさせていただきます。
Posted by オア at 2009年12月02日 19:27
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