2008年07月29日

FUJI ROCK FESTIVAL '08@苗場/7.25 Fri

最終日グリーンステージのラインナップについては以前から巷間喧しかったところ(日本勢ばっかじゃん、しょぼ…等々)にもってきて、清志郎のキャンセルとこれに伴う代打プライマルは仕方ないにしても、最後まで空席だった2コマが前日に出演したアーティストの使い回しだったことで当初から漂ってたグダグダ感がいや増す中、行けば行ったで楽しいんだよと言い聞かせながら11度目の苗場参戦。ワタシ自身は毎回グリーンでトリを迎える事自体がそれほどないんだけど、メインステージのトリは一座の座長みたいなもんだからやっぱりそれなりの顔でにらみをきかせて欲しいところなんだよねえ。去年のこのテンションが我ながら少しばかり空しい。

基本的にTシャツはバンドTシャツかその類しか着ないので、まずはそっちの仕入れに行く。が、無い。欲しいもんが無い。TRICKYのTシャツとか欲しかったんだけどそもそも売ってない。だけどせっかく列に並んだのだからと意地になってMY BLOODY VALENTINEとTHE BREEDERSの2枚だけ購入。ただでさえ低いテンションがまた下がる。

RODRIGO Y GABRIELA@GREEN
Tシャツ売り場に向かう途中でチラ見。確かに面白いんだけど、あくまでも飛び道具としての面白さだなあと思ってしまったので、最終日のトリ候補から外すことに決定。

ここで、予想外に天気が良かったこともあり混雑する前に一度乗っておこうと恒例のドラゴンドラ搭乗。乗り場に向かう途中でチラ見したTHE PRESIDENTS OF THE UNITED STATES OF AMERICAが面白いとかどうのより演奏能力にちょっとたまげる。下手くそにコミックバンドはやれません。DAY DREAMINGではちょうど小島大介が回し終わった後で、この日は瀧見憲司なんかも回す予定だったけど、さすがにチラ見ばっかりだとまずい気がしてきたので下界に戻る。

SPOON@RED MARQUEE
10年以上前に1stアルバムを買った程度で良質のインディ・ギターバンドっていう印象しか残ってなかったけど、良くも悪くもまんまその通りだった。フロアに結構外国人の方々が目立って、近くに居たいかつい白人のアンチャン達もニコニコしながらシンガロングしてたりしてけっこう愛されてんのねとか思ったけど、だんだん飽きてきたので途中でJASON FALKNERに向かう。

JASON FALKNER@FIELD OF HEAVEN
そんなに熱心に追いかけてるわけじゃないけど、JELLYFISH流れだとROGER JOSEPH MANNING JR.よりは彼の音の方が好み。結局は衒いのないモンの方が長持ちするし。この辺で今年最初の一雨が来る。ニコニコしながら「何かみんな静かだねえ、でもいい感じだけど」とか言いながら本人も楽しげ。2/3くらい聴いてからOZOMATLIに向かうため切り上げ。

OZOMATLI@ORANGE COURT
う〜ん、FERMIN MUGURUZAなんかに比べるとやっぱり何か軽い。こなれの良すぎるミクスチャーはあんまり引っかかってこないなあ。というわけでAVALONに向かってSunshine Love Steel Orchestraのスティールパンを座り込んで聴きながら少しウトウトする。

GALACTIC@WHITE
スバラシカッタ!いやもう、今日はこれが外れたらかなり切ないところだったんで倍掛けで喜んだよ。こういう風にやたら跳ねないホワイト・ファンクは大好きで、さばくっていうよりは打ち抜くスタントン・ムーアのドラムスと、螺旋のようにリズムを縛り上げるベースラインがメチャクチャカッコイイ。MCではBoots Rileyが圧倒的で、暗闇をすり抜ける身のこなしといい、いかがわしくも熱いアジテートといい、彼がステージを支配してる瞬間は完璧だった。3MCs勢揃いとなるラストの“移民の歌”(Zepのね)では何かもう悪寒のようにゾクゾクしてたよ。

Bootsy Collins Tribute to the Godfather of Soul@WHITE
WHITEは引き続き怒濤のFUNK祭り。冒頭、今夜のショーは3部構成でBootsy Collinsは最後のセットで登場するよという前口上があって、Bootsy出ずっぱりじゃないのかよとマイブラを蹴った自分を蹴り返してやりたい後悔にかられるも、2時間後には勝ち誇ったようにBootsy共々“We want got the FUNK!!!!!!”とか叫んでたりするんだから人生、簡単にあきらめちゃいけないよね。で、第1部はパブリック・エネミーの“元”バックバンドのギターコンビによる前座というか会場を温めるための30分。まあ、これはどうでもいいとして、第2部にはフレッド・ウェズリーのリーダーバンドが登場。じわじわ上げていく緩やかで切れ目のないファンクが気持ちよすぎる。そしてようやくご本尊登場、かと思いきや焦らす焦らす。でもヴィッキー・アンダーソンに焦らされる分には全然かまわないけど。そんなこんなしてる内にやけにひっそりBootsyが登場したと思ったら、ステージ後方で地味〜にプレイ開始。わけが分からずいたら、それもそのはず今夜の主役は“Young Jaaaames Brooooown!!!“てな感じで呼び込まれたJBクローンで、彼が登場してからのステージはもう阿鼻叫喚のファンク祭り。このスリムなJBは歌はもちろんJB特有のステップからマイクアクション、はてはトンボまで切って見せて、しかもそれが一生懸命コピーしました、がんばってます的な粗がまったく見えず、彼個人の得意技であるかのような凄みすらあって、この数十分だけで今年も苗場に来たかいがあったと思わせる昇天のステージ。そこまでやるかのマント・ショーまでオマケに付いて、クローンの退場後はご本尊がフロントに上がって“We want got the FUNK!!!!!!”と昇天したワタシ達をさらに煽りまくり、予定を30分ちょっとオーバーしてようやく終了。ここでガス欠になったおかげでTHE NEW MASTERSOUNDSを見送らざるを得なかったんだけど、それが心残りにならないくらいの至福の一時を過ごしてこの夜は泥のように眠りました。
posted by orr_dg at 15:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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