2008年02月01日

中学生日記/ニゴリン最強説

B000WSQIEW中学生日記
大迫一平 落合順 川村歩惟
紀伊國屋書店 2007-12-22

by G-Tools

昨日家に届いてからもう3回見たけど、そのたびにツボが増えてってニヤニヤゲラゲラしっぱなし。悲喜劇の段差を抜き出すのではなく、そのどちらにも身の置き場がない曖昧なフラットを逃げ場のないいやらしい輪郭で見せてくれる山下敦弘のエッセンスが非常に分かりやすく滲んだ小品の傑作。今作はエチュード形式ということで本来なら俳優の素がぶつかってしまってうるさくなるところを、それぞれにアテ書きで用意されたみたいなキャラクターをかぶせて演出しているので恐ろしいくらいシームレスに空間と時間が流れて、13歳の中学生を大人が演じることの違和感どころか、大人が子供属性を切り離して演じることで中学生の生態がいかにバカと恥に充ち満ちているかが客観的にあからさまになっていくわけで、われわれの大半がかつて中学生だったことを考えた時に湧いてくるこの自虐の喜びは山下作品に通底する気分でもあって、何だかしらないけど誰にかしらないけどありがとうと感謝したくなるこの不思議。帰ったらまた見よう。
posted by orr_dg at 15:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | Movie/DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
吉田戦車ブログを見てたら先生もお気に入りです。
墓場鬼太郎もだって。
私も未だに老人なのに思考は中学生並みです。
理性が無くなると子供のままです。
そして痴呆となって赤子に戻るんだろうと。

米国民の例のパロディ好き。
MEET THE SPARTANSが全米一位でした。
サイトを見るだけでも笑えます。
Posted by 山の上 at 2008年02月02日 09:24
男の方が“男子”のメンタリティを引きずってますね
ワタシもおそらく中二病にかかったままです
Posted by オア at 2008年02月03日 19:26
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