2008年01月23日

Sufjan Stevens@渋谷CLUB QUATTRO 1.22 TUE


Sufjan Stevens

あの声が静かに流れた瞬間から、息をひそめて聴きすぎて見つめすぎて疲れるくらい。さすがにスタジオの緻密なアレンジをほんの少し(わざと)ほころばせてはいるものの、ピアノやホーン、そしてあの歌声が出入りを繰り返すことでさざ波が高波に変わっていく様は圧倒的。しかも最小ユニットのバンド編成かと思ってたら管楽器が5人も入ってまさに楽隊の趣で、目当てのアニー・クラークを見つめる暇もない小さなスペクタクル。アルバムツアーではないのでセットリストも偏ることなく代表曲はほとんどやった気がするけど、やはり中盤でのILLINOIS勢の連打が素晴らしすぎてもう家に帰りたくなくなったよ。ただ、Sufjan Stevensという人は、やはり自分が為し得ることにはすべて自らの責任においてケリをつけなければならないという緊張感のある孤独を背負った人という印象で、ステージやフロアが脳天気な祝祭空間に染まってしまわないのはその震えが伝染しているからなんだろう。とは言っても本篇ラスト“CHICAGO”での疾走ぶりは完全にロックンロールのバーストで、意識の輪郭が溶けていってなにか明るくて白いものに包まれてフラフラで気がついたら足がガクガク。2時間が瞬間の記憶。今この時期にSMASHが呼んでいるということはよからぬ妄想を呼び込んでしまったりもして、7月にFIELD OF HEAVEN@苗場で見られたらこれは忘れられない体験になるのは間違いないと思うので、大将どうかお願い。
posted by orr_dg at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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