2007年08月09日

ゆらゆら帝国/THE CORNELIUS GROUP@LIQUIDROOM 8/8


リキッドルーム070808

1999年9月以来8年ぶりの対バン。前世紀だよもう。前回はコーネリアスからだったけど、今回はゆらゆらから最新シングル「美しい」収録の“船”でスタート。前半はシングル収録の4曲に加えておそらく新曲なども披露。いずれもスタジオアレンジではミニマルに圧縮していた感情を熱っぽく解き放っていく快感が素晴らしくて、特に“なんとなく夢を”ではノズルを絞ってぶっ放すギターに震えがきて少し呆ける。そして“恋がしたい”でベースがハウったままノイズが止まらず、無表情のまま途方に暮れる亀川氏。慌てないよねえ。約1時間ほどのステージは“いたずら小僧”でエンディング。最近の新曲群を聴く限りでは音響系歌モノの深度がいっそう増してるので、10月の新譜とレコ発ツアーがとてもとても楽しみ。で、転換に結構な時間をかけてTHE CORNELIUS GROUP登場。CORNELIUSとTHE CORNELIUS GROUPの違いがよく分からなかったんだけど、THE ALUMINUM GROUPとかTHE DYLAN GROUPとかそんなところから連想する響きそのままにまさにポストロック化してた。いつもどおりアナログの手触りでシンクロさせた映像の多用が目眩ましにはなってるけど、歌メロの制約を取っ払ったところで鳴ってるフレーズの積み重ねが目指すのはあくまで穏やかなフラットで非コンセプト/非ギミックの風通しの良さは確かに感じられるし、これが小山田氏にとって現在型のナチュラルなんだろうなあと、良くも悪くもの注釈付きで納得。鬼っ子のイメージが強かった分、これが転向/退却に感じるかどうかは微妙なところだけど、若いリスナーにしたらその辺関係ないだろうしクオリティの高さは相変わらずだから新しい居場所を簡単に作っちゃいそうだけどね。ただ、映像フッテージでインサートされるハメドのファイトシーンなんか見るにつけ、やっぱりそっちだよね、間違ってもデラホーヤじゃないよねえと小さなところで納得はしちゃいましたが。
posted by orr_dg at 14:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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