2007年07月31日

FRF'07@苗場/7.28 Sat

昨日に引き続き雨の降らない苗場が逆に落ち着かない感じ。最近はレッド・マーキーの閉塞感が少し鬱陶しく感じるので、よほど目当てのアーティスト以外は足が向かなくなっちゃってるなあ。

JULIETTE & THE LICKS@GREEN
というわけで、草上でゴロゴロしたいのでレッドのTHE BIRD AND THE BEEをスルーしてジュリエット姐さんを遠目にまったりする。ハリウッド女優の手慰みとしてはその域を超えてる、とか間違っても言えないRAW POWERが何ともトホホ感を誘って、姐さん以外(メンバー、客その他)の無責任な煽りが行く先の危うさをプンプンさせて香ばしい。CD買ったりライブに行ったりは一生ないだろうけど、ふんばれジュリエット。

この後アヴァロンで昼ご飯食べてたら雨がポツポツ落ちてきて、体調面で弱気になってることもあってホテルにレインスーツを取りに戻ることにする。そのせいでパスしたELANA JAMES AND HOT CLUB OF COWTOWNの評判が良かったので後々ちょっと凹む。

!!!@GREEN
04のホワイト以来。スクスクと育つバンドの状況そのままにこの時間帯のグリーンにしてはスゴイ集客。野外の四つ打ちは強いよねえ。これでレッド、ホワイト、グリーンと制覇した上にどのステージでも客を大喜びさせてきた芸人魂炸裂が毎回イカしてて楽しいよ。解散しないでね。

LESS THAN JAKE@WHITE
雨も本降りにならなかったので、この辺で土煙舞うホワイトもよかろうと足を運ぶ。こういうバンドは音源知らなくても楽しいからいいな。中盤、ステージ前でサークルモッシュ作らせた後で「確かにさっきのサークルは良かった。だけどもっとどでかいサークルがオレは見たいぞ、いいかよく聞け、お前らこれからここ全部使ってサークルしやがれ!」ってんでPAテント中心に巨大サークルモッシュ出現。事態を察知して真顔でイスをひっつかんで逃げる客はスペイン牛追い祭りのようだったよ。

FEIST@ORNAGE
なぜかアフガンハウンドみたいな優美な物腰の長身痩躯なイメージを勝手に抱いてたんだけど、実際の彼女は華奢でちっこいけどチャキチャキしてて、タフなフェミニンが想像以上にスウィート。アルバムで感じたバウンシーもゴンザレスが彼女のキャラクターを巧く引っ張り出した結果だということが改めて分かった爽快なステージ。「じゃね、あなた達はファイスト合唱隊だから、そこの黄色いシャツの彼まではこのコードね、ア〜〜、はい、じゃあそこのバンダナの人まではこれ、ウゥ〜〜、で、そこからこっちはン〜〜、じゃいくわよ」ってそんなのハモれないよ。まあ、本人は勝手に歌い始めてましたが。

Gov't Mule@HEAVEN
ビースティ@グリーンに向かうまでの間だったから1時間くらいしか見られなかった。もう少し強面で押すのかなと思ったら割と淡々としてて、ぶん回し系のサザンロックというよりはブルースロックの燻りがカッコいい。ただ、これだと温まるの時間がかかるから3時間の枠を全部見たかった気もするのでちょっと残念。

BEASTIE BOYS@GREEN
ミックスマスター・マイクがターンテーブルを絞り上げてグリーンが温まったところで3名様登場。今回のメインビジュアルはスーツ。エミネムが超えられなかったライムの壁は、バンドサウンドのビートでクリアしてパーティ・モードでただただ楽しいんだけど、新譜からのインスト・チューンがわりとダルなファンキーだったりするので、せっかくアゲた空気が落ち着いちゃうのは致し方ないのかな。それはそれとしてもヒット・チューン連発のセットリストは文句ないし、澱みのない大人というか清潔な成熟というか、そんなもんが眩しくて仕方ないステージで気持ちよかった。でまあ、そんな中で約1名キーボードの西田さんが異常なくらいハイパーアクティブで、ああいうのは性というよりも血だよね。そしてそういう血が脈打つアメリカ男子の心意気ってやつへの憧憬も少なからずあるわけで、ビースティが体現してきたのもそんな血の一滴だったなあと、祭りの後の小さなセンチメント。
posted by orr_dg at 21:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。