2006年07月31日

FRF'06@苗場/7.28 Fri

10回目を迎えたフジロック。特にアニヴァーサリーを謳った趣向もないどころか、むしろ地味目なラインナップが天の邪鬼のオーガナイザーの性向を顕して苦笑い気味。初日の朝は曇り空でスタート。オープニング前に地球温暖化防止を目的とした「グローバル・クール」のアピールコーナーがあり、その趣旨に賛同したサポーターとしてオーランド・ブルームが登場し、決して趣旨への賛意ではない歓声でとりあえず盛り上がってチャンチャンとお終い。トップバッターのTHE STRING CHEESE INCIDENTを耳にしつつ初日恒例の物販購入タイム。絶望的な天気予報にもかかわらず天気は小康状態。

ザ・クロマニヨンズ@WHITE
ハイロウズをクローズさせたヒロトとマーシーの新バンド。笑った。ハイロウズより頭悪くなってる!キャリアを重ねるごとに目線は地を這っていく感じ。

THE TERRY ADAMS & STEVE FERGUSON QUARTET@ORANGE
言わずと知れたNRBQのテリー・アダムス(Kb)、スティーヴ・ファーガソン(G)を擁したカルテット。アメリカン・ミュージックとは何ぞやと聞かれたらこのステージを見せれば答えになるだろうという豊穣な記号に充ちた至福の一時。大御所臭さとはほど遠いテリー・アダムスのエッジの効いたプレイが死ぬほど格好良い。にもかかわらず次なる目当てのために、後ろ髪が抜けるほど引っ張られつつ移動。

TOMMY GUERRERO@WHITE
泣く泣くORANGEのカルテットを後にした甲斐があった素晴らしいステージ。サーフでもレイドバックでもない、これはヒップホップ以降の新しいルーツ・ミュージック。緑の中に溶けていくタイトなストラトの音に背筋がぞくぞくする。バンドのメンバーもみんなメチャクチャ上手くて、最高のグルーヴマシーン。

GNARLS BARKLEY@WHITE
コスプレした大所帯で登場(女子ストリングス部隊のウェイトレスのコスプレはgood)して掴みは最高だったのに、その後がどうにも一本調子でやや期待はずれ。裏のBLACKALICIOUSにしとけば良かったかと後悔。

NORTH MISSISSIPPI ALLSTARS@HEAVEN
ブルースをソリッドに演りたいんだろうけど、ギターとヴォーカルの圧力とドライブが弱すぎる感じでアヴェレージの感触のみ。それでも“場”の力でそこそこ体は揺れる。

DONAVON FRANKENREITER@WHITE
ジャック・ジョンソンあたりのサーフ一派に括られてはいるものの、新作は思ったよりもスモーキーで微熱気味のバンドサウンドがなかなかに渋く、ステージもその印象を裏切らないむせび泣く熱さがえらく心地よい。WHITEは大きすぎるかなと思ったけど、スケール感のあるバンドサウンドが完璧に支配しててこれは予期せぬ当たりステージ。

MADNESS@WHITE
ギャズ・メイオールが出てきてバンドの呼び込みを開始。「世界で一番クールなスカ・バンド、マッドネ〜〜〜ッス」いきなりヴォルテージが上がったところでメンバー登場。タイトなスーツできめてた頃からすればさすがにシルエットは緩んでるけど、とっぽい雰囲気はそのままなのに荒んだ感じが全くせず何ともカッコいいオヤジになってて顔がほころぶ。1曲目の「ONE STEP BEYOND」で全ての元は取った手応えで恐ろしいほどの多幸感。いきなりの大騒ぎでみんな笑いながら踊って揺れる。途中じゃリコ・ロドリゲスまでトロンボーン吹いてくれて、間違いなく今日のベストアクト。これで明日は東京でがんばれると思ったよ。
posted by orr_dg at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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