2006年01月25日

CLAP YOUR HANDS SAY YEAH@渋谷クラブクアトロ


clapyourhandssayyeah
オフィシャルサイト

期待通りのというか良い意味で予想の範囲内の1時間。気負いのせいなのかちょっと声が出てなかった気もするけれど、アルバムでの“小走りの疾走感”はそのままに、彼らが転がっていく先に目を凝らそうと思わずこちら側も身を乗り出してしまうような親密なライブだった。確信犯的な笑みも切羽詰まった身のこなしもなく、かといってシニカルを包んだオフビートにも頼らず、自分達が演奏して歌うことに何らかの意味があるんだとしたら、それはキミ達が見つけてくれればいいよとでも言うように、押しつけがましさの全くない佇まいが心地良いことこの上ない。
LIARSやYYY’sなんかのNYの新進バンドに見られるコンセプチュアルな匂い(アートの一つのフォーマットとしてのロック)が皆無なところもメディアハイプと無縁に支持された大きな理由になっているんだろうけど、正攻法で“グッとくる”アルバムを作って“グッとくる”ライブを演るだけで手に入れたサクセスストーリーがある種のファンタジーにすらなってしまう世界では、手に入れたものの代償を支払わされる瞬間が当たり前のような顔でやって来たりもするので、できればこれから先も“汚れっちまった悲しみ”を背負うことなく、すぐに立ち止まれるようなスピードで小走りして行ってくれればと、すれっからしのリスナーは切に思うのでした。

posted by orr_dg at 16:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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