2005年07月13日

ロバート・クラムの兄であるチャールズ・クラム


cc

映画「クラム」の劇中に登場し、最も強烈で悲痛な印象を与えた長兄チャールズ。青少年期に描いていた素晴らしいコミックは彼の才能のきらめきを十分に感じさせ、弟ロバートに与えた影響は容易に見て取れる。しかし次第に精神を病んで家に閉じこもり、カントやヘーゲルなど哲学書を読みふけるにしたがって彼の描くコミックはセリフが膨大な量に膨らみ、ついには微細な文字でビッシリと埋め尽くされたページが延々と続いていくことになる。結局、映画のエピローグで後日談としてチャールズが自殺したことを知らされて言葉を失うのだが、かろうじてバランスがとれていた時代のチャールズの才能が輝かんばかりだっただけに、運命の一撃を紙一重でかわした弟ロバートとの対比がことさら胸を打つ。

※チャールズの描いたコミックを見ることができる書物やサイトなどご存知の方、いらっしゃいませんでしょうか?

B000065BFVクラム
デイヴィッド・リンチ テリー・ツワイゴフ ロバート・クラム アリン・カミンスキー

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posted by orr_dg at 13:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | Animation/Comic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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